昨日の続きです。
この捨てる所(関西では)を食べると、美味しい!
もんじゃ焼きのキャベツの部分はまだ出来ていないのに、
そのカリカリをこすって食べる。
「粋だね!江戸っ子はもんじゃ焼きが出来るのを待たない!」
「さすが、江戸っ子は気が早いね!」
と、そんな事を思っていると、
その江戸っ子は、キャベツの部分をその小さなテコで押している。
そのテコの底に付いたら、出来ていると言う。
「えぇー!まだナマちゃうのん!?」
と疑いを持っていると、彼はテコの裏を使って、器用な手つきで食べ始めた。
彼いわく、「うん、ウマイ!」
僕は疑心暗鬼で、不器用な手つきでテコの裏に付けようとしたが、
上手く付かない。
何度も挑戦するが、付かない。
格闘の末、やっと付いた。
付いた量はその人の半分以下であったが。
量が少ないので(1cm×2cmくらい)なんだか物足りない。
彼がオーダーしたものは3トッピング(明太子・チーズ・餅)
とその他の3トッピングと、最終的には上級者用の納豆と
ベビースターラーメン(高級トッピング)だった。
計4枚食べた。
だんだん小さなテコを使い慣れてくると、なかなかウマイ。
彼は相変わらず、カリカリの所を僕にくれた。
もともと、僕はそのカリカリ、香ばしいのが好きなので、
これはウマイ!
長時間もんじゃを食べたので、ウーロン茶4杯と
キリンレモン(何十年ぶりに飲むんやろ)を飲んだ。
キリンレモンを飲むなんて、今日の俺、ヘンなのかな。
僕はその江戸っ子に嫌な顔をしたことや、
食べたくないといった事について
「スミマセン。うまかったです」と詫びた。
彼いわく、
「もんじゃ焼きをお好み焼きと思ったらダメなんです。
そもそも、駄菓子屋の裏でメリケン粉をといて食べたのが始まり。
もんじゃ焼きは駄菓子なんですよ」
こんな文化の背景を聞いたり、
今までお好み焼き屋さんが鉄板をこすって捨てていた美味しそうな
(僕がいつも欲しいなと思っていたもの)をもんじゃは食べるのです。
これは make sense です。
もんじゃ焼きは、味付けする人と焼く人(客)によって、ウマさが違う。
それプラス、ウンチクがあれば最高!
もんじゃ焼き、ヒットでした。関西の方々、スミマセン。
あ、それから、焼きそば(関西風でない)も食べました。
この説明は省きます。