一緒に行った日本の業者の山中さんは
上海の観光ガイドを日本で買って来て
有名な観光地、レストランなどを調べ、準備をしてくれていた。
いい情報雑誌である。
もう一人の中国人女性も、上海はよく知らないので、
その本を見ながらの珍道中である。
彼女も中国語はもちろん話せるが、
目的地に着くのはその雑誌と彼女に頼る事になる。
山中さんが行きたいレストランを選ぶのですが、
中国の女性は、その本に書いてあるレストランは本当によい情報ではないと言う。
彼らは知り合い同士なので、彼女は彼に対してズケズケ言う。仲がよいのです。
『そんな本を見てレストランを探すのは馬鹿げている!』
と彼を批判。彼もそうだと思いながらも No Choice.
『その雑誌は中国政府が出しているか、情報みたいに載せているだけで
日本人向けの宣伝だ。そんな本を信用しているのはおかしいよ』
と言うのである。
でも、我々はどこに行けばいいのか分からない。
中国人も行くレストラン(ショウロンパオの有名)は超満員(2時間待ち)なので
とりあえず、その本に載っているレストランに行った。
場所は目立たない所にあった。
昼間だがあまり客がいなかった。そして客のほとんどが日本人であった。
我々は簡単な軽いランチを食べたいと思っていた。
まず、ウェイトレスは『お茶にしますか?』と聞いた。
我々は『はい』と答えました。
中国の女性が『お金がかかるのですか?』と聞いたら
一番安いのが100元(¥1500)!
彼女は驚いて『それはいらない』と言って、無料のお茶を頼んだ。
味は変な味でした。
でも、ウェイトレスは注文した以上にセットランチも奨めてきた。
一番安いのは360元(¥5400)
上海の労働者の月給が上がったと言うが、¥10.000くらい)
彼女は、『このレストランは日本人からお金をふんだくろうとしている
だからこんな本を信じてくるべきではない』と怒っていた。
料理はおいしかったが、量が少なかった。
この事も彼女は怒っていた。
『本当にバカにしている~!』
まあ、『日本人プライス(高くなる)』
何にも知らない日本人には、仕方ないのかなぁ~・・・。