こんにちは。
歴史19年のNLPスクール:日本NLP学院 学院長の岩渕洋です。
ちょっと専門的なお話を…
してみようかなということで![]()
NLPカウンセラーとは、
NLPスキルを活用するカウンセラーのことです。

NLPは『神経言語プログラミング』と言われます。
ネーミングの由来は…
人は外界に接してプログラムを形成します。
非言語的(神経系)な働きと、言語による意味づけにより
人は無意識にプログラムを形成するという意味です。
NLPは1945年にリチャード・バンドラーと
ジョン・グリンダーによって創始された、
能力開発、コミュニケーション、心理療法の技術です。
すべての人の行動は
無意識が行っており97%は意識化されていません。
クライエントが無意識に発する非言語情報の中に
言語外のたくさんの情報が隠されているのです。
それらに関して
自分の囚われを除いて観察し、
無意識が何を求めているのか(高次の目的)を察知することが重要になります。
答えはクライエントの中にしかないのに、
決めつけるカウンセラーやコーチはここでつまづきます。
思い込みで進んでしまうのです。
するとクライエントの変化は起きません。
また、自分に対しての認識も同じです。
自分にもなかなか変化が起きない場合、思い込みで接しているのです。
クライエントの言葉の表現(セリフや言い方)によって、
クライエントの観念(どのように捉えているのか、考え感じているのか)を把握します。
そして、捉われている問題から抜け出し、
新たな選択肢(違う感情、違う捉え方、違うやり方)を支援します。
これが出来るのが
NLPのカウンセラーです。
NLPでは、無意識が行っている自律神経や情動の働きを活かすことができます。
そのため、意識的に変えることが困難な
・トラウマ
・悪習慣
・葛藤
などの問題も効率的に解消し、人格の成長を促すことができます。
つまり、NLPカウンセリングは
クライエントの無意識の働きを活かすカウンセリングなのです。
NLPは短期療法ともいわれ、
短い時間で効率よく問題を解決することでも知られていて
セラピー的な要素も含まれています。
一方で、
目的志向性があり、
問題に陥った状態から、
それを飛び越えて目的を達成していくというプロセスを扱っています。
「なぜ問題が起きたのか?」という原因の追究ではなく、
「どうしたら上手くいくのか?」というように建設的な方向に向かっていきます。
つまり、NLPは、過去、現在、未来という時間軸を一貫した支援ができ、
コーチングもカウンセリングもセラピーも行えるアプローチです。
ちょっとややこしいかな…![]()

そのため、臨床心理士や産業カウンセラー、
キャリアカウンセラー、コーチなどもレベルアップのために学んでいるようです。
NLPの資格には、
NLPプラクティショナー、
NLPマスタープラクティショナーなどがあります。
NLPプラクティショナーは、
NLPの基本スキルを習得した人が認定される資格です。
NLPマスタープラクティショナーは、
NLPを習熟して応用することができるようになった人が認定される資格です。
NLPコーチという資格もあり、
カウンセリングもコーチングもセラピーも一貫して行えるようになった人が認定される資格です。
NLPカウンセラーという資格は聞きませんが、
心理カウンセリングを学んだ人や心理資格を持っている人が
NLPマスタープラクティショナーを取得することでNLPカウンセラーと言ったり、
NLPコーチ資格取得者がカウンセリングを行う際にNLPカウンセラーと名乗ることがあるようです。
特にアドバンスドNLPはトラウマ克服に関して際立った手法で、
既にプロとして活躍しているカウンセラーも学んでいただいています。
(アドバンスドNLPは日本NLP学院独自のNLPです)
ここまでお読みいただきありがとうございます
ややこしかったですか?![]()
出来るようになると、めっちゃ変化を起こせます。
ちなみに、わからなくても出来ちゃいます![]()
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