皆さんこんにちは。

 「J-AC TOP40」2024年8月10日付けチャートの初登場曲、圏外曲を振り返ります。

 

 

  初登場曲

 

 

 今週の初登場曲は5曲でした。

 なお、初登場予想が的中した曲は5曲中4曲でした。

 

 

No.40

 

 

「I Do I Do」KARA

■7/24リリースのCDシングル

■2015年5月の「サマー☆ジック」以来9年3か月ぶりのエントリー

 

 いやあ、これは懐かしいですねえ。懐かしいなんて言ったら彼女たちに失礼になりそうですが、それにしても懐かしいです。40位にエントリーしてきたのはKARA。2010年代の前半、少女時代とともに一世を風靡したK-POPグループです。

 

 今やK-POPの顔触れも大きく変わりましたが、おっさんにとってはいまだに「KARA」「少女時代」の印象が一番強いです笑 メンバーの脱退があり、2016年に事実上解散。その後、メンバーだったハラさんが亡くなるという悲しい出来事もあったのですが、2022年9月にデビュー15周年記念アルバムで再始動しました。今作は、そのアルバム以来1年8か月ぶり、7月24日にリリースされたシングルです。

 

 エントリーは、最後のシングル、2015年5月の「サマー☆ジック」以来9年3か月ぶりではないかと思います。9年3か月って、義務教育以上の長さですからね。前回エントリーした時に小学1年生だった子供が、今は高校1年生ですか。いやあ、驚愕です。こんな久しぶりのエントリー、そうそうないと書きたいところですが、今年2月にはアンジェラ・アキさんが12年ぶり(!?)のエントリーを決めており、上には上がいます。先日の西野カナさんもそうですが、今年は懐かしい名前が次々と戻ってきてうれしいですね。


 この曲には「A Flower」バージョンがあり、KARAの皆さんがそれぞれ違った花を持ち、清楚で優雅なビジュアルを誇っています。まばゆいばかりに輝く、美しいショットが印象的です。サウンドの方は、昨今のトレンド、シティーポップ調を取り入れており、大人っぽいおしゃれなテイストを醸し出しています。ちゃんと今の時代の空気感に合わせてきた、そういう印象を持ちましたね。彼女たちも今や30代の後半となり、大人らしい魅力を増してきたように思います。

 

 前回のエントリーから時間が経ちすぎており、現在の実力は全くの未知数です。いやあ、それにしても驚きました。KARAの、7月24日リリースのシングルが入ってくるなんて。先週、RAMPAGEの「24karats GOLD GENESIS」がエントリーしましたが、あれはKARAのこの曲が入る布石だったんですねえ(絶対違う)。冗談はさておき、久しぶりのエントリーですから注目です。

 

No.32

 

 

 

「Pump It Up! feat.TAKUMA THE GREAT」DA PUMP

■7/24リリースの配信シングル

■JDSFブレイキンアンセムソング/東急不動産ホールディングスタイアップCMソング

■「Use Your Body」以来5か月ぶり、今年2曲目のエントリー

 

  今年3月の「Use Your Body」以来5か月ぶりとなるDA PUMPの新曲です。以前はほとんどエントリーしておらず、大ヒット曲の「U.S.A.」すらエントリーしないほどこのチャートには縁がないDA PUMPでしたが、何があったか、最近は毎曲のようにエントリーしてくるようになりました。常連化したとみてよいと思います。

 

 本作は7月24日にリリースされたシングル。先週はエントリーできませんでしたが、セールスは初週が1.6万枚で6位、2週目も4,000枚で11位と非常に好調で、1週遅れながらエントリーしてきたのは極めて妥当です(ですから、初登場予想にも挙げていました)。彼らはCDセールスが強いですからね。これが、最近安定してエントリーするようになった主要因ではないかと思います。

 

 本作はJDSF(日本ダンススポーツ連盟)ブレイキンアンセムソング。ラッパーのTAKUMA THE GREAT氏をフィーチャリングに迎えた、ノリノリのラッパーソングです。ブレイキン(ブレイクダンス)といえば、今回からオリンピックの競技に採用され、日本のAMI選手が初代女王に輝きましたよね!カルチャーがこうやって競技として認められていくんだなということに感動しましたし、AMI選手の演技も素晴らしいものでした。今、間違いなくもっともアツい競技の一つでしょうし、そういった意味では最高のタイミングでのエントリーになりましたね。今ビッグウェーブが来ているブレイキン・ソングで、チャートでも「ブレイク」を狙いたいところでしょう。

 

 

No.31

 

 

 

「Youth Spark」LIL LEAGUE from EXILE TRIBE

■7/31リリースのCDシングル

■「Higher」以来1年ぶり、通算3曲目のエントリー

 

 1つ下のDA PUMPに続き、こちらもブレイキンにぴったり合いそうなダンサブルなナンバーが入ってきました。LIL LEAGUE from EXILE TRIBEが7月31日にリリースした3枚目のシングルです。彼らはデビューシングルの「Hunter」が最高13位、11週と大健闘。2ndシングルの「Higher」も最高21位、7週とそれなりに入り、これでデビューシングルから3作連続のエントリー。EXILE TRIBEの新星としてここまで見事に気を吐いています。CDセールスチャートでは初週4.5万枚を売り上げ、初登場3位を記録しています。

 

 本作は、メンバー全員が10代である最後の夏を飾る、ダンサブルでキャッチーなサウンドが特徴の楽曲ということです。メンバー全員が10代...。いやあ、若いっす若いっす(おっさん、こればっかり)。「Youth Spark」まさにそのとおりですよ。若さは財産です。若さを武器に、スパークしまくってほしいですね笑 

 

 昨年1月、「Higher」で入ってきたときはかなりあどけない印象がありましたが、3作目の今作にはあまりそういった影がなく、EXILE TRIBEの一角としてハイクオリティーのパフォーマンスを繰り広げていると思います。ここまでの2曲が11週、7週と非常にいいですから、勢いを持続させたまま、チャート常連としての地位を確立できるか。そういう意味で大切な1枚となりそうです。

 

 

No.27

 

 

 

「ざらめ」あいみょん

■9/1リリースのアルバムより7/29リリースの配信シングル

■ドラマ「降り積もれ孤独な死よ」主題歌

■「ラッキーカラー」から2か月連続、今年6曲目、通算26曲目のエントリー

 

 あいみょんが9月11日にリリースする5枚目のアルバム「猫にジェラシー」から、こちらは日テレ系日曜ドラマ「降り積もれ孤独な死よ」の主題歌に起用されている楽曲です。このブログでも再三触れてきており、満を持してのエントリーとなりました。

 

 あいみょんがサスペンスドラマの主題歌を手掛けるのは初めてで、たしかに全くイメージがありません。今作は予測不能なヒューマンサスペンスになっているそうで、主題歌の依頼は非常に難しかったでしょうね。あいみょんは、「私なりの寄り添い方で、最後には希望が少しでも灯ればと思っています」とコメント。曲調はシリアスで「刃」「感情を殺せ」などちょっと怖いワードが並ぶのですが、そんな中にも確かに希望の要素を感じさせますね。なんだか、夜明け前を思わせる雰囲気があります。サスペンスドラマの主題歌をどうまとめてくるのか気になっていましたが、さすがの解像度の高さという感じです。

 

 ...というわけで、曲の評価はすごくいいのですが、ここからは愚痴を書かせてください。この連続リリースはあかんよ。先月の「ラッキーカラー」から2か月連続で、楽曲のジャケットを見てもらえば分かりますが、どちらもアルバムからの先行リリース(アルバム曲)です。私は、この連続リリースのうち1曲は不要であると考えます。アルバムからの先行配信なら1曲でいいでしょう。どちらもタイアップ曲ということで、リリースしなければいけない事情があったことは理解しますが、こういうことをされると曲の扱いが悪くなるんですよ。もっと1曲1曲を大切に聴きたいと思っているわけで、短期間にこうも連発されると萎えますし、雑に感じてしまうのです。

 

 チャートのバランスを壊すという意味でも粗悪です。あいみょんは、先週「ラッキーカラー」と「会いに行くのに」がダブルトップ10入りしている状況で、さらに3曲目が入ってきたわけですから頭を抱えるしかありません。いろいろなアーティストがエントリーしてほしいと思っているのに、1人で3曲というのはちょっと多すぎます。アルバム曲の「ラッキーカラー」が2位まで上がった状況で、「別のアルバム曲」というのは明らかに過剰だと思います。あいみょんは、こういった過剰なリリースはあまりしないタイプだと思っていましたので、今回のことは残念でなりません。

 

 トリプルエントリーといえば、先日トリプルエントリーをしていたMrs.GREEN APPLEがとんでもないことになっていました。「アポロドロス」が9ランクダウン、「コロンブス」が10ランクダウン、「Dear」が11ランク以上ダウン(※30位から圏外)で、3曲合計30ランク以上ダウンという事態です。トリプルエントリーという無理な入れ方をしていると、こういう「鉄槌」を食らいやすいんですよ(ミセスの場合はあまりにも激しかったですが...)。令和最強格のあいみょんも、こういう曲の入れ方をしていると、今後無理がたたる週がやってくるかもしれません。そういう下げ方は見たくないですし、だからこそ過剰なリリースは控えてもらいたいんです。以上、愚痴でした。ああ、ざらざらする。

 

 

No.21

 

 

「strawberry」BUMP OF CHICKEN

■7/31リリースの配信シングル

■ドラマ「西園寺さんは家事をしない」主題歌

■「邂逅」以来4か月ぶり、今年3曲目、2015年以降では16曲目のエントリー

 

 たくさん愚痴を書いてしまいすみませんでした。最後は甘いイチゴでお口直しということでご容赦くださいいちごいちごいちご

 

 この方たちは前作から4か月ぶり。近すぎず遠すぎず、理想的なリリース間隔で素晴らしいと思います。BUMP OF CHICKENが7月31日にリリースした配信シングルで、ドラマ「西園寺さんは家事をしない」主題歌です。すでに50万回近いストリーミングに加え、ダウンロードチャートでも1位を獲得するなど好調で、21位という配信曲にしては非常にいい位置から飛び込んできました。

 

 「西園寺さんは家事をしない」は、徹底的に家事をしない主人公と、年下のわけありシングルファーザーの同居生活を描くハートフル・ラブコメディーです。個人的に、私も徹底的に家事をしない(したくない)人間ですから、共感度はマックスです。冷凍食品で、お皿に開けなくていい、パックそのままで食べられるものがあるじゃないですか。私は、「皿洗いをしなくていい!」とそういうものに手を伸ばすタイプなんでね笑 「家事をしない」というのは本当に共感できるんです。

 

 話を本筋に戻しましょう。BUMPの手がける主題歌は非常にハートフルで優しい雰囲気があります。素朴なギターサウンドが本当にいいですよね。電子音モリモリの曲もいいんですが、私はこういうサウンドの方がずっと好きですね。安心して身を委ねられるというか、人肌の温もりがあるというか、非常にいいものがあります。ドラマに主演する松本若菜さんもまた、曲を聴いて優しく包み込まれる感じに震えを感じたということです。高校生のときに初めてBUMPを聴いた時の「初期衝動」と同じだった、と絶賛するコメントを残されています。私も、これは相当な名曲だと思いますね。

 

 前作の「邂逅」が最高19位の6週と振るわなかったため、この曲では巻き返しのヒットを期待したいところ。TBSの火曜ドラマ主題歌といえば、今年はOmoinotakeの「幾億光年」がメガヒットを記録しました。BUMPもそれに続けるかというところでしょう。

  

 圏外曲

 

先週40位「DIVE」TWICE

IN【2】TOP10【0】HIGH【38】4P

 

 衝撃のDIVE…。

 TWICEが7月17日にリリースした日本5枚目のアルバム「DIVE」からのタイトルチューン。前のアルバムからは「Celebrate」が大ヒットして年間入りしたTWICEですが、今作はなんと初登場38位からの即落ち2週に終わってしまいました。初登場38位から即落ちするのは非常に難易度が高く(下には2つしかない)、まさかこんな事態に終わるとは思ってもみませんでした。曲名は「DIVE」ですが、何もいきなり圏外にDIVEすることはないでしょうに…。本当に、残念で残念でならない圏外です。

 これでTWICEは、昨年12月の「Dance Again」から2曲連続でわずか2週のエントリーとなりました。「Dance Again」はクリスマス曲でしたから、クリスマスを過ぎてエントリーできなくなるのはある種自然なことです。しかし、今作にはそういった事情はありません。非常に深刻な事態だということは分かっていただけるでしょう。

 

先週39位「POOLE」マカロニえんぴつ

IN【9】TOP10【0】HIGH【11】194P

 

 マカロニえんぴつが5月29日にリリースしたEP「ぼくらの涙なら空に埋めよう」から、こちらは紅茶花伝のCMソングです。このEPは4曲入りで、1曲目は「忘レナ唄」でした。「忘レナ唄」はEPリリース前からエントリーしており、そのままEPのセールスを引き継ぐのかと思いましたが、順位が下がっており、勢いがないということで切られたのでしょう。EPリリースのタイミングで、この曲にエントリーが切り替わる格好となりました。

 この曲はEPの4曲目で、1曲目ではない曲が入ってくるのはかなり珍しいです。なお、この曲が初登場した6月8日には、間違って「忘レナ唄」がオンエアされるというこれまた異例の事態が起こりました。実際には「忘レナ唄」は圏外だったわけですから、実に気まずく、後味の悪い引継ぎとなりました。途中からセールスを引き継いだということで、こういう曲は得てして成績が伸びにくいんですね。セールスを受け、17位と非常に高い位置で初登場。そこから少しずつ上げ、3週目は11位に付けますが、ここで寸止めとなり、翌週は13位にダウン。トップ10入りを逃してしまいました。その後も2週連続の13位など粘り、初登場から7週連続で10位台にとどまるなど、それなりには頑張っていたものの、8週目からは急落。2週で19ランクも下げてしまい、トータルは9週、ポイントは200ポイント弱でした。

 そこまで悪いわけではないですが、2ケタ10週、200ポイントにはわずかにとどかず、微妙な成績となりました。マカロニえんぴつのCDシングルとしては、もう少し上の成績が望まれたところでしょう。ちなみに、「忘レナ唄」は最高23位の6週、69ポイントでした。仮定の話をしても仕方ありませんが、引継ぎがなく、「忘レナ唄」一本で行っていれば、もっとヒットしていたのではないかという思いがあります。

 

 

先週37位「人間として」椎名林檎

IN【15】TOP10【5】HIGH【8】???P

 

 椎名林檎が4月17日にリリースしたCDシングルで、石原さとみさん主演ドラマ「Destiny」主題歌。この曲は、前半はCDシングル、後半はアルバムリリース効果で稼ぎ、トータル15週のヒットとなりました。

 セールスを受け、4月27日に23位で初登場。翌週は13ランクも上げ、10位でトップ10入りしました。2週目にトップ10入りするのは昨年の「私は猫の目」から2作連続で、さすがです。しかし勢いが鈍化し、3週目は9位止まり。4週目には早々とトップ10落ちし、トップ10は2週にとどまりました。ここまでは「私は猫の目」と同じ流れですが、この曲が違ったのはここから。5月29日にアルバム「放生会」がリリースされると、このリリース効果を稼ぎました。アルバムからは、Perfumeのっちさんとのコラボ曲「初K.O勝ち」が大量のオンエアを稼いでいましたが、最近はアルバム曲をエントリーさせないという方針があるのか、なぜかエントリーせず。その代わりというか、この曲にアルバムのリリース効果が注ぎ込まれることになりました。

 トップ10落ち後も、11→13→15位とほとんど下げず、10位台前半をキープ。そうすると、アルバムのセールスが加算され、7週目に9位でトップ10に復帰!4週ぶりのトップ10復帰となりました。2度目のトップ10は、9→8→9位と推移。1回目は最高9位、2週でしたから、いずれもこれを上回り、トータルではトップ10内に5週となりました。2度目のトップ10落ち後も安定しており、10位台には4週在位。トップ10落ち後の粘りを2回も見せており、「シングル+アルバム型」のいいところが出た非常にいい推移です。まだまだいけそうな雰囲気でしたが、14週目から急落。最後は2週で19ランクも下げてしまい、トータル15週でフィニッシュとなりました。

 トップ10内の5週に加え、10位台にも7週ランクインしており、ポイントは非常に伸びています。ぶっちゃけていうと、2015年以降で最高のポイントです。いやあ、林檎さん、今作は見事な成績だったんですね。ここまで伸ばせば、年間入りもかなり有力で、年間入りすれば2019年の「公然の秘密」以来5年ぶりとなります。

 

 

先週36位「コロンブス」Mrs.GREEN APPLE

IN【6】TOP10【1】HIGH【9】128P

 

 Mrs. GREEN APPLEが5か月連続でリリースした配信シングルの第3弾ですが、結果は非常に後味の悪いものとなりました。まずはMV問題です。「コカ・コーラ」のタイアップソングとしてリリースされましたが、MVに差別的思想が感じられるということで炎上し、公開停止を招く事態になりました。これに伴い、タイアップも事実上消滅となりました。

 思ってもない形で出鼻をくじかれてしまったこの曲ですが、騒動の余波はチャートにも及ぼされることになりました。配信やオンエアの成績はいつもどおり非常によかったのですが、やはり騒動の影響で曲に触れづらいところがあったと思いますね。キヨピーさんのコメントは少なめで、ほとんど最小限の紹介しかありませんでした。そして、チャートイン自体も非常に短いものとなります。1週遅れで17位という高い位置に登場し、翌週は9位でトップ10入りしますが、上昇はここまで。翌週はたった1週でトップ10落ちしていまい、12→17→27→36位と真っ逆さまに落としていきました。トータルはわずか6週で、トップ10入りした曲としては異例の短さです。

 2022年末の「Soranji」から続けている連続トップ10入りを死守したことだけが救いですが、それも「アポロドロス」で途切れてしまいそうであり、非常に成績が悪くなっています。ここに来て、過剰なリリースの「つけ」を払わされているミセス。連続リリースの最終曲で悪い雰囲気を払拭していけるでしょうか。

 

 

先週35位「MEMORIES of the End」UVERworld

IN【5】TOP10【0】HIGH【18】69P

 

 UVERworldが6月26日にリリースしたCDシングルで、ドラマ「ACMA:GAME アクマゲーム」主題歌。初週7,800枚のCDセールスを稼ぎ、7月6日に18位で初登場しました。非常に高い位置からの登場で、トップ10入りが期待されましたが、翌週はまさかの即落ちで23位。その後も27位、33位と下げ止まらず、35位で何とか耐えたもののそこで圏外となりました。7月6日に18位で初登場した曲が、たった5週で圏外になるとは誰が予想できたでしょうか。CDセールス以外にポイントが乏しかったのでしょうが、それにしてもあまりにも粗悪な推移となりました。

 今年最悪な即落ち曲は、初登場17位から即落ち5週に終わった水曜日のカンパネラの「幽霊と作家」で決まりかと思っていましたが、この曲は初登場18位からの即落ち5週ですから、ほとんどそれと同じ。残念ながら「ワーストタイ」と言われても仕方ありません。これでUVERは、2021年の「NAMELY」から5作連続でトップ10を逃しています。この期間も悪いなりに10位台では頑張っている印象でしたが、18位からの即落ち真っ逆さまではそんなフォローもできません。置かれた立場は非常に厳しいものとなりました。