「J-AC TOP40」2024年8月3日付けチャートを振り返ります。
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初登場曲は曲でした（〇は初登場予想が的中した曲）。
曲の解説は初登場曲のページをご覧ください。
No.29「舞台に立って」YOASOBI 〇
No.21「KO.DA.MA」THE ALFEE 〇
No.20「24karats GOLD GENESIS」THE RAMPAGE from EXILE TRIBE 〇
No.15「Feelin' Go(o)d」藤井風 〇
No.40-26
30位台に初登場曲が1曲もなく、このブロックでも初登場が1曲という極めて異例の週になりました。ここ最近、新曲が入りまくった反動があったかもしれません。しかし、初登場曲がない一方で大ダウンが乱発されており、来週以降、また激しく入れ替わりそうです。
30位台後半は大ダウントリプルコラボ。2週で19ランクダウンのミセス（コロンブス）に、2週で18ランクダウンの椎名林檎、そして2週で19ランクダウンのマカロニえんぴつです。2週連続大ダウンが固まって3曲とは、ひどすぎて吐きそうになりますね
残念ながら、来週で一掃されても文句は言えません。
他にも、新曲がリリースされた藤井風さんが9ランク、アルバムをリリースしたものの「MIRROR」を超えられなかったAdoの「ルル」が10ランクダウン、10位台で長く頑張ってきた家入レオさんの「ワルツ」が10ランクダウンと阿鼻叫喚状態。数週前の有力曲大量エントリーの影響が如実に出ています。
大ダウンではありませんが、先週38位に初登場したTWICEの「DIVE」が即落ち40位。まさかの即落ちで背信です。
そんな中、先週40位に初登場した緑黄色社会の「恥ずかしいか青春は」が32位までジャンプアップ！今週早くも新曲が出ており、気になるところではありますが、まずは好スタートです。ヨルシカの「忘れてください」も6ランクアップと好調な滑り出しです。
また、注目はMrs.GREEN APPLEの「アポロドロス」。先週は9ランクの即落ち大ダウンでしたが、今週はなんと27位まで再浮上。25→34→27位。こんな推移見たことないですよ笑 オンエアが多かったので、ジャンプアップは妥当です。むしろおかしかったのは先週の順位で、何かの間違いだったのではないかと今でも思っています。
No.25-11
では、順位を上げた曲を見ていきます。先程も触れたビッケブランカの「白夜」は8ランクのジャンプアップで13位。いつもよりはややスローペースですが、堅調に上げてトップ10をうかがいます。
先週初登場22位から16位に上げてきたのはいきものがかりの「晴々！」。最近は下位も多く、2週目でここまで上げてきた曲は久しぶりですね。これは、トップ10入りも俄然期待できるのではないでしょうか。
先週12位に上げた西野カナさんは、トップ10の枠が空かないという感じでステイの12位止まり。久々のトップ10入りは来週に持ち越しです。今触れた3組に、今週15位初登場の藤井風さん、それに20位前後に入ってきたRAMPAGEやALFEEが来週のトップ10争いに絡んでいきそうですね。
THIS WEEK'S TOP10
今週のトップ10入りは2曲です。
No.8
「Sharon」Official髭男dism
■28→18→13→8位（4週目）
■8か月ぶり、20曲連続、21曲目(/22曲)のトップ10入り
Official髭男dismが7月31日にリリースしたアルバム「REJOICE」に収録された楽曲で、ドラマ「マウンテンドクター」主題歌。この曲は先行配信されましたが、ジャケットがアルバムのジャケットだったので、私は「アルバム曲」の扱いで行きたいと思います。最近アルバム曲は滅多にエントリーしなくなりましたが、髭男クラスともなれば別格という感じがしますね。
アルバム曲の枠組みなので、上げ方はいつもより大人しめですが、それでも堅調に上げてきました。28→18→13→8位と来て4週目でのトップ10入りです。アルバムですが、CDの制作段階でトラブルがあり、配信は7月24日、フィジカルが1週遅れて7月31日のリリースとなりました。来週以降、アルバムのリリース効果も期待され、さらに順位を上げてくることが濃厚です。今作はどこまで行けるか、注目ですね。
No.3
「新しい恋人達に」back number
■15→3位（2週目）
■6か月ぶり、2曲連続、18曲目(/19曲)のトップ10入り
いきなりトップ3入りしてきたのはback numberの「新しい恋人達に」。月9ドラマ「海のはじまり」の主題歌に起用されて大きな話題を呼び、「オールドファッション」以来となるビルボード1位を獲得するなど大ヒットしています。そのヒットが最大限に反映されました。先週、今年最高位である14位に初登場すると、今週は11ランクも上げ、2週目にしていきなりトップ10入りしてきました。ここまでのハイペースは、「今年最高」とみて差し支えないでしょう。
トップ10入りは「冬と春」から2作連続、2015年以降で18曲目。2作前の「怪獣のサイズ」ではまさかのトップ10逃しでしたが、それ以外の作品では全てトップ10入りしています。最後の1位は2022年10月の「ベルベットの詩」ですが、来週は今年最速となる3週目、そして1年10か月ぶりの1位獲得となるか、注目です。
10位-2位
②「ラッキーカラー」あいみょん
③「新しい恋人達に」back number
④「恋のブギウギナイト」サザンオールスターズ
⑤「会いに行くのに」あいみょん
⑥「夢幻」MY FIRST STORY×HYDE
⑦「若者のすべて」suis from ヨルシカ
⑧「Sharon」Official髭男dism
⑨「hanataba」milet
⑩「helm'N bass」10-FEET
先週まで2連覇していたあいみょんの「会いに行くのに」が5位まで急落。1位曲が5位まで下げるのは非常に珍しいですが、これはやむなしでしょう。先週、「ラッキーカラー」がトップ10入りしただけでなく、さらには新曲の「ざらめ」までリリース（※来週のエントリー候補）。短期間にここまでリリースを連発するのは乱暴が過ぎますし、反動が来るのは当然です。「会いに行くのに」をしっかり5位まで下げたことは支持します。なお、新曲の「ラッキーカラー」は大きく順位を上げ2位まで上昇。「ざらめ」も来そうなタイミングですが、1位はあるのでしょうか。
トップ5で長く頑張っていたmiletの「hanataba」が9位までダウン（先週のaikoさんと同じ）。10-FEETの「helm'N bass」は上昇気流に乗れず10位にダウンしました。一方、suisさんの「若者のすべて」は今週も7位と堅調。配信曲・カバー曲という不利な条件ですが、それにしてはかなり頑張っていると思います。
では、今週の1位の発表です
THIS WEEK'S NO.1
「UNDEAD」YOASOBI（v1、5週目）
1位はYOASOBIの「UNDEAD」。＜物語＞シリーズの主題歌に起用されている楽曲です。Spotifyの再生数はすでに1,100万回を突破しており、破竹の勢い。YOASOBIの配信曲は基本的にどれも強いですが、アニメ関係の楽曲だと勢いが段違いになるんですね。そんな勢いがチャートにももたらされたのでしょう。7月6日に23位で初登場すると、翌週は8位でいきなりトップ10入り。4位、2位と来て、5週目での1位獲得となりました。
YOASOBIの1位獲得は、昨年6回にわたり1位を獲得し、年間3位に輝いた「アイドル」以来4作ぶり、通算2曲目です。YOASOBIは配信がメインということもあり、1位まではなかなか行かないんですね。大ヒットした「祝福」や「勇者」も1位までは行っていません。それこそ、「アイドル」のようなメガトン級のインパクトがないと1位は難しいのかなと思っていましたが、今作ですんなり1位まで行ったので、私は非常に驚いています。よりにもよって、強そうな新曲「舞台に立って」がエントリーしたタイミングでもありますからね。このタイミングで1位というのは正直衝撃があります。それだけ、YOASOBIが力を付けているということに他ならないと思います。今後、配信シングルでも1位を連発するのかもしれないですね。
来週は、「舞台に立って」とのポイント割れが懸念される状況ですが、連覇達成なるかに注目です。
トップ10予想の結果
△△△△△△△△△×
45点
3週連続で、順位の1つすら当たりませんでした。呆然としています
最後にトップ10のチャート表です。
See You Next O.A.
以上、2024年8月3日付けチャートの振り返りでした。
今週末は日本各地で花火大会が開催されていますね（来週以降も！）。私の地元でも花火大会がありました。1年に1度の花火、堪能させてもらいました。花火がきれいなのはもちろんなのですが、地元にたくさんの人が集まり、活気を感じられるのが好きなんですよね。「まだまだ捨てたもんじゃない」と前向きな気持ちになれます。
それでは、次回は8月10日付けチャートでお会いいたしましょう