「J-AC TOP40」2024年5月18日付けチャートを振り返ります。

 負担軽減のため、今週から記事の形式をリニューアルします。どうぞよろしくお願いします。

 

キラキラNew Entryキラキラ

 

 初登場曲は7曲でした(〇は初登場予想が的中した曲)。

 曲の解説は初登場曲のページをご覧ください。

 

 No.40「風に戦ぐブルーズ」東京スカパラダイスオーケストラfeat.TAKUMA 〇

 No.38「I'm home」Tani Yuuki  初エントリー 

 No.33「蕾」Omoinotake

 No.32「GOLDENWEEK」MILLENNIUM PARADE

 No.28「CyberHelix」THE RAMPAGE from EXILE TRIBE 〇

 No.24「Never Run」ビッケブランカ 〇

 No.22「Romantic」SEKAI NO OWARI 〇

 

 

No.40-26

 

 

 大ダウンはWANDS(39)。初登場23位と高い順位からでしたが、生かせませんでした。

 宇多田さんの「何色でもない花」(37)が、大きめに下げるもののロングエントリーに到達。ロングエントリーは3曲ぶりです。

 

 

 

 7曲も入れ替わる激しいチャートでしたが、宇多田さんのほか、アンジェラ・アキ(35)、ACIDMAN(36)は今週も残留を決めています。

 

No.25-11

 

  

 

  急上昇はミスチルの「記憶の旅人」。8ランクアップで16位まで持ってきたのはさすがですね。同じ配信シングルで2年前にヒットした「永遠」以来となるトップ10入りはなるでしょうか。

 

 

 ミスチルと同じく先週初登場だったYUKIさんですが、27位から25位とほとんど伸ばせませんでした。今後が心配になる動きです。

 SEAKI NO OWARIの「タイムマシン」は2ケタ10週に到達。今週は新曲が入ってきましたがほとんど下げずに立派で、年間入りをうかがう勢いです。

 ミスチルのほか、エントリー3週目のmilet「hanataba」が10位台に到達。来週はトップ10を争いそうです。

 

 

 

 トップ10落ちは2組で、先週10位のポルノグラフィティが12位にダウン。トップ10内は5週で、前回トップ10入りした2021年の「テーマソング」とここまでほとんど同じくらいの成績です。そして、椎名林檎さんの「人間として」は11位へダウン。トップ10内は2週どまりで、こちらも前作「私は猫の目」と同じです。両者「前例どおり」の動きでした。

 

 では、トップ10の発表です。

 

 

THIS WEEK'S TOP10

 

 今週のトップ10入りは2曲です。

 

No.10

 

 

 

「ぶぎ・ばく・べいびー」小沢健二とスチャダラパー

■27→12→10位(3週目)

■4年半ぶり、3曲ぶり、5曲目(/7曲)のトップ10入り(小沢健二)

■不明(スチャダラパー)

 

 4月24日にリリースされたCDシングルで、あの名曲「今夜はブギー・バック」の発売30周年を受けて制作された新曲。CDセールスは初週6,100枚で初登場14位でした。順位は低めでしたが、6,000枚以上を売り上げて好調でしたね。これが評価され、初登場27位から2週目は12位までジャンプアップ!3週目の今週トップ10入りを決めています。

 

 小沢健二さんのトップ10入りは、2019年11月の「彗星」以来実に4年半ぶりとなります。前2曲は振るいませんでしたが、名曲に再び新たな息吹が吹き込まれた今回の新曲で、見事トップ10入りを決めました。スチャダラパーのトップ10入りがいつ以来かは不明です。もしかすると、「ブギー・バック」以来?そんなこともあるのでしょうか。

 

 「ブギー・バック」がリリースされたのは1994年の3月で、J-ACの放送開始は1993年7月です。そして、「J-AC TOP40」の番組名になったのは1994年の4月だそうです。つまり、「ブギー・バック」はJ-AC TOP40の最初期にエントリーしていたであろう楽曲なんですね(あれだけのヒット曲ですから、エントリーしていたはずでしょう)。それから30年。30周年を迎えた番組に、「ブギー・バック」の続編的楽曲が入ってくるなんて胸が熱くなりますね。J-AC、小沢健二、スチャダラパー、みんなすごいです。

 

No.6

 

 

 

「会いに行くのに」あいみょん

■22→6位(2週目)

■3か月ぶり、19曲連続、21曲目(/24曲)のトップ10入り

 

 あいみょん16枚目のシングルで、ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」主題歌。シングルリリースは来週22日で、セールスの加算は2週後なのですが、初登場22位から急上昇!一気にトップ10入りを決めてきました。

 (前も書いたとおり、20位台から一気にトップ10入りする流れはトレンドになってきており、今後も続きそうです)。

 トップ10入りは19曲連続、21曲目。これからセールスが加算されていきますので、最上位を争っていくことは間違いないでしょう。

 

 

10位-2位

⑩「ぶぎ・ばく・べいびー」小沢健二とスチャダラパー

⑨「SWEET NONFICTION」NiziU

⑧「Stormy」Nissy×SKY-Hi

⑦「Bling-Bang-Bang-Born」Creepy Nuts

⑥「会いに行くのに」あいみょん

⑤「ライラック」Mrs.GREEN APPLE

④「満ちてゆく」藤井風

③「Masterplan」BE:FIRST

②「さよーならまたいつか!」米津玄師

 

 トップ10入りのあいみょんはいきなり6位まで躍進。

 トップ5入りはなし。自身初のトップ3入りを狙ったMrs.GREEN APPLEは残念ながら5位です。

 トップ3入りはBE:FIRST。先週の6位から順調に上げ、4週目でトップ3入りを決めています。

 2位は先週と変わらず米津玄師さんでした。

 

 では、今週の1位の発表ですグラサンまじかるクラウン

 

THIS WEEK'S NO.1

 

 

まじかるクラウン「相思相愛」aiko(v2、5週目)

 

 aikoさんの「相思相愛」が2連覇を達成。先週、CDのリリース週に1位を獲得し、今週はセールスの反映週ですから連覇はほぼ揺るぎないものだったでしょう。とはいえ、米津さんの朝ドラ主題歌をかわしての1位はお見事です。

 

 CDセールスですが、初週1.9万枚、初登場5位という結果でした。2万枚に迫るセールスはさすがですね!ちなみに、前作「星の降る日に」は1.7万枚で、2,000枚ほどアップしています。コナンの映画主題歌効果というのも大きくあると思われ、好調な初動だと思います。

 

 aikoさんの前回の1位は2022年の「ねがう夜」ですが、1位は1週のみでした。連覇以上を記録したのは、2021年10月の「食べた愛」(v2)以来2年7か月ぶりです。今作は1位獲得のタイミングも早かったですし、長期政権を狙える可能性もあるのではないでしょうか。今後が楽しみです。

 

 

トップ10予想の結果星

〇〇△△△×△△△△

55点

 

あいみょんが一気にトップ10入りしてきたのが予想外でしたね。

今後は「20位台からトップ10入り」もかなりあると考えておきましょう。

 

 最後にトップ10のチャート表です。

 

 

See You Next O.A.

 以上、2024年5月18日付けチャートの振り返りでした。

 最近の私ですが、先週の「じょぷこれ」で流れたSing Like Talkingの「Spirit Of Love」があまりにも素晴らしかったため、Sing Like Talkingにハマっています(「Spirit Of Love」はサブスクでも1番の人気曲でした)。プレイリストコーナー、すごくいいですよね。ノンストップで曲が流れるので、曲に入り込めるんですよね。また、プレイリストをきっかけに今まで知らなかった曲にも出会うことができて、とてもうれしいです。

 

 それでは、次回は5月25日付けチャートでお会いいたしましょうバイバイ