「J-AC TOP40」2024年3月23日付けチャートを振り返ります。
Are You Ready? Let's Countdown!
No.40「花になって」緑黄色社会
大きく順位を下げるものの、40位でもしっかり咲かせた最後の花。大台の20週に到達し有終の美を飾りました。
No.39「愛は薬」Wacci
初登場36位からの即落ちが続きますが、何とか残留して3週目。今週は残しただけで立派というべきでしょう。
No.38「星の降る日に」aiko
大きめに下げ、ついにチャートの崖っぷち。来月公開されるコナン映画主題歌がヒットすることを星に願いましょう。
No.37「たまものまえ」水曜日のカンパネラ
No.36「ナハトムジーク」Mrs.GREEN APPLE
5ランクダウンでこの位置。やや不振の推移となったこの曲ですが、来週は2ケタエントリーで締めくくれるでしょうか。
No.35「ショコラカタブラ」Ado
ホワイトデーも終わり、ショコラは溶けてしまいました。新曲「Value」にも邪魔をされ、4週目以降は全く振るわず。
No.34「ひとみ」福山雅治
3週目で早くもダウン。ドラマ「春になったら」主題歌ですが、この曲は本格的な春を迎えられそうにありません。
No.33「SOULSOUP」Official髭男dism
今週もやや大きめの下げで30位台にダウン。3週連続で5ランクダウン以上下げており、かなり粘りを書いています。
No.32「あのね」あいみょん
踏ん張りがきかず9ランクの急落。上位に別の曲がいる状況で、長尺のバラードが粘り続けるのは厳しかったでしょう。
No.31「Set Sail」BE:FIRST
どうしたBE:FIRST。2週目の22位から力なく後退。これでは4月のシングルまで持たない推移ですが、果たしてどうなるか。
No.30「request」krage
CDセールスで順位を上げていたが、快進撃は先週まで。来週も残留すれば「3月完走」となりますがどうでしょうか。
No.29「SWEET NONFICTION」NiziU
No.28「想望」福山雅治
新曲の「ひとみ」が低迷する一方、こちらは粘りました。年間入りに向けて大きな粘りとなったでしょう。
No.27「Value」Ado
2週前に16位まで上げましたが、その後はあっけなく急落。この曲の価値はいったいどこにあったのでしょうか...。
No.26「正解」RADWIMPS
リエントリー3週目で早くもダウン。先週はトップ20入りしましたが、セールスの減退で二の矢が継げませんでした。
No.25「それでもただ」miwa
今週は離婚という寂しいニュースがあったmiwaさんですが、チャートの方では躍進。先週初登場37位から12ランクのジャンプアップで、30位台2週に終わった前作「ハルノオト」の悔しさを見事に晴らしました。
No.24「この世界のあちこちに」アンジェラ・アキ
3週ぶりに順位を下げたものの、初登場から6週連続で20位台と安定。いわゆる「地味強」のポジションにいます。
No.23「Biri Biri」YOASOBI Re
No.22「月へ行こう」マカロニえんぴつ
月に届くような勢いで、初登場から12ランクのジャンプアップ。昨年のアルバムでは精彩を欠いたマカロニえんぴつですが、久しぶりのヒットへ期待は高まります。
No.21「輝けるもの」ACIDMAN
トップ20落ちするも、勢いは落とさず。トップ10落ち後4週目でまだ21位ですから堅調に粘っている印象です。
No.20「一線」JUJU
先週初登場19位から即落ち(最近多いなあ)。CDセールスが伸びなかった割に19位と高いなあと思っていたら、2週目でしっかりと弱みを突かれました。
No.19「宝者」アイナ・ジ・エンド
2週連続の18位からじりっと1ランクダウン。しかし、4週連続で18~20位と抜群の安定感で、そこそこのヒットといえそうです。
No.18「Eye's Sentry」UVERworld
初週8,000枚台のCDセールスが評価され、初登場から11ランクのジャンプアップ。前作はまさかの最高30位に沈んだUVERですが、今作ではまずいいところを見せてくれました。
No.17「FREEDOM」西川貴教with t.komuro
やはりCDセールスが強い曲はトップ10落ち後も粘ってきます。トップ10落ち後3週目でも安定しており、ソロでは自身最大のヒット作ということになりそうです。
No.16「800」Aimer
5週目で初のダウン。CDシングルではトップ10入りしますが、配信では届かないことが多いAimerさん。ほとんど予定調和の動きです。
No.15「冬と春」back number
10位台前半をキープ。本格的な春を前に急落しては格好がつきません。今週は1つ意地をみせました。
No.14「満ちてゆく」藤井風
No.13「オレンジ」SPYAIR
先週11位から痛恨のダウンでトップ10入りならず。配信で好セールスを保っており、トップ10入りはほぼ間違いないと思われましたが、伸び切らなかった要因は不明です。
No.12「何色でもない花」宇多田ヒカル
私の予想通り、残念ながらの思い出トップ10。12位→11位→10位という上げ方をしており、一気に上位に行ける勢いではありませんでした。
No.11「Lovin' Song」スキマスイッチ
先週、トップ10から1週で叩き落されてしまったスキマスイッチですが、さすがにこのままでは終わらなかったようですね。4週目の今週は1ランク再浮上し、トップ10返り咲きとはならなかったものの、一抹の意地をみせました。
ということで、11位までの発表が終了しました。ここからはいよいよトップ10の発表です。
THIS WEEK'S TOP10
No.10「晴る」ヨルシカ
強い。先週9位からさらに耐え、これで9週目のトップ10入り。配信限定曲としては破格のヒットになっています。
No.9「Party!!」緑黄色社会
先週トップ10入りした緑黄色社会ですが、CDセールスがそこまで伸びなかったことが響き早くもランクダウン。少なくとも、「花になって」のようなヒットは望めそうにありません。
No.8「Memories」NiziU
今週は新曲の「SWEET NONFICTION」が入りましたが1ランクダウンで耐え、これで4週目のトップ10。大崩れしないあたりがさすがNiziUです。
No.7
「タイムマシン」SEKAI NO OWARI
■15位→7位(2週目)
■4か月ぶり、2曲連続、12曲目(/17曲 '15-)のトップ10入り
トップ10入りを決めてきたのはSEKAI NO OWARIの「タイムマシン」。Netflix映画「赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。」主題歌です(何度見てもすごいタイトル...)。先週15位と非常に高い位置から初登場を決めると、順当に8ランクのアップでトップ10入りを決めてきました。配信に加え、オンエアが絶好調です。先週は10回、今週は8回もオンエアされており、2週で18回と破格の回数です。さすが人気のセカオワですね。これだけのオンエアがあれば、この好順位も頷けるでしょう。
トップ10入りは昨年11月の「最高到達点」以来4か月ぶり。2曲連続で、2015年以降では12曲目です。映画のタイトルは強烈なインパクトがありますが、楽曲の方はセカオワの王道というべき、安心できる曲調ですからね。ここからもさらに支持を広げ、上位を目指していくことが確実だと思います。
No.6「光の跡」星野源
トップ10入り以来10週キープしてきたトップ5からダウン。しかし1ランクダウンと堅調でした。年間チャート最上位に向け、トップ10の下位でもしっかり稼ぎたいところです。
No.5「リズム64」あいみょん
他の曲がパッとしなかったこともあり、2週連続の6位から再浮上でトップ5に復帰。トップ10で初めて4位と6位以外の順位になりました。
No.4「Bling-Bang-Bang-Born」Creepy Nuts
4位を堅持。トップ10は9週、うちトップ5が8週と圧倒的な強さです。1位はありませんが、年間でも相当上位に行くでしょう。
No.3「アンビバレント」Uru
5週連続で2位と3位を往復。なかなか1位に手が届きませんが、トップ3をキープしながら着実にポイントを伸ばしています。
No.2「幾億光年」Omoinotake
4→3→2位と上げ、ついに首位手前。先週はコメントゲストに登場し、リスナーへの知名度も上昇。満を持して、初エントリーでの1位という快挙に挑みます。
では、今週の1位の発表です
THIS WEEK'S NO.1
「タイムパラドックス」Vaundy(v3、11週目)
1位はVaundyの「タイムパラドックス」。コメントゲスト効果もあり、4位→3位→2位とじわじわ上げてきているOmoinotakeをかわし、見事3連覇を達成しました。初の1位とは思えない、堂々の安定感がありますね!
ONE OK ROCKと豪華アーティストの対バンライブ「SUPER DRY SPECIAL LIVE Organized by ONE OK ROCK」の開催が決定。そのうちの1組がVaundyであることが発表されました。Vaundyとワンオクの対バンライブは5月25日、京セラドーム大阪での開催です。これはまた、楽しみな組み合わせですね!ワンオクのようなゴリゴリのロックバンドに、Vaundyが単身でどう融合していくのか。人数はワンオクの方が多いですが、Vaundyも熱量という意味では負けていませんからね。初出場の紅白での堂々たるパフォーマンスが思い出されます。きっと、ワンオクとの対バンでも堂々と渡り合えるんでしょうね。ちなみにこの対バンライブ、Vaundyの他にはWANIMA、Awichの出演が発表されています。
トップ10予想の結果
〇〇〇〇△△△△△×
65点
4位までは的中しましたが、5位以降はボロボロ...。SPYAIRがトップ10入りできなかったのはかなり意外で、代わりにヨルシカが踏ん張ったという展開でしたね。
最後に今週のチャート表です。
See You Next O.A.
以上、2024年3月23日付けチャートの振り返りでした。
次回は3月30日、今年度の最終回となります。何のお知らせもないので、J-ACは4月以降も継続するんですよね...? ぜひ、そうであってほしいと思います(J-ACのない人生なんて考えられない笑)。間近に迫った桜の開花も楽しみです!
それでは、次回は3月30日付けチャートでお会いいたしましょう