もう季節は過ぎて、夏日が続くこの頃です。
例年のようにスキーロス期間を乗り越え、そして自身内外ともに少なからず変化がありました。
プライベートでハイレゾが聴けるシステムは、なんだかんだで出力(スピーカー/HP)4通り、ポタアンを含むアンプ5通りになっています。
でもやはりそこはオーディオの怖さで、何か新しい物が欲しくなってきたり。。。
そんな中最近購入したあるハイレゾ音源の素晴らしさに驚いた事があった。
VICTOR STUDIO HD-Musicから購入した、家入レオの「僕たちの未来」だ。
CDも購入しているので、興味半分でいつものようにupconv.でハイレゾに変換したものと聞き比べてみた。
で、驚いた。
ハイレゾデータで買ったものと、CDをupconv.した物の差が、今まで経験したことが無い位に有ったのだ。
CDリッピングが 1とすればupconv.は 3、ハイレゾデータは 10という感じ。
再生システムを変えてみても、その印象は変わらない。ちなみにフォーマットは全てWAVで揃えている。
家入レオのシングルは2016年3月に発売された「Hello To The World」も、2015年11月に出た「君がくれた夏」もWAVフォーマットでハイレゾを購入している。
それらを再度それぞれのupconv.版と聞き比べてみたが、以前に聴いた時と同様に大きく有意な差は感じなかった。
明らかに今回のシングルからハイレゾデータ販売の音が良くなっている。特に高域が強いとかではなく、カスミがとれて音の解像度・鮮明度が全く違っていると思う。
簡単に考えられる可能性は幾つかある。
①以前のVICTOR STUDIOのレコーディング環境の経路のどこかに、従来の機器と同等以上のオーディオクオリティーレベル持ったハイレゾ対応機器に何らかの事情で換えれない物があったが、今回から新しいシステムが稼働できた。
②以前はハイレゾ音源作成過程でアップスケーリングが行われていた。
(ちなみに現在でもJVC・KENWOOD製品でフィーチャーされている高音質化技術K2テクノロジーは、1987年に旧日本ビクター株式会社とビクターエンタテインメント株式会社で共同開発されたデジタルにおける高音質化技術です。)
③ハイレゾ音源としての造り込みの方法が確立された。(らしく聞こえる加工方法など)
*参考:JVC・KENWOOD "K2テクノロジー"の概要

実は②はハイレゾ導入期には大手スタジオでも行われていた手法で、一時「ニセレゾ」騒動などが起こりました。
その時の主犯者は、ハイレゾ=音が違うという観念にとらわれ過ぎて、実際ひどい物を出してしまったので問題になりました。
一方、K2テクノロジーはある程度実効性があると僕も思っていたので、実は案外最近までこの技術がハイレゾ音源制作現場でも使われていたのかもしれません。あくまで推測ですが。。
「ハイレゾ」とあくまでフォーマットの話なので、音質の保証にはならない事は以前から感じていました。
しかし消費者は高額なハイレゾ音源は高音質であるという期待で購入しています。
ここで期待値と実際の乖離が起こらないように、販売する音源には録音・ミキシング・マスタリングのそれぞれの過程で、どのような信号品質の音源トラックが使われているかを明記すべきだと思います。
「ニセレゾ」問題の時は、ハイレゾ未満の原盤をリマスターしてハイレゾマスタリングしたものが売られたという事です。
日本の狭義の「ハイレゾ」に限らず、これからは広義でのハイレゾリューションミュージックがますます普及し、また混とんとしてくると思います。
ユーザーである我々は、お金もうけの手段でハイレゾを主張する人たちに振り回されないようにしていきましょう。
いずれにせよ、良い音で制作された音源が多く販売されてくることは良い事ですね.。



と思った




