先日、介護現場におけるカスタマーハラスメントに関する研修会の講師をさせていただきました。

カスタマーハラスメントというのは、ハラスメントの内、カスタマー(顧客、利用者)から受けるハラスメントのことをさします。

 

その際に参考とさせていただいたいくつかのサイトをご紹介します。

 

厚生労働省のサイトが一番わかりやすいですね。

介護現場におけるハラスメント対策 (mhlw.go.jp)

同 youtube動画

 

 

この動画のナレーターさんは、ケアマネージャーのことを、「ケアマネジャー」って発音するんですよね。

たしかに、英語の発音では、マネージャーよりもマネジャーの方が正しいと思うんですけど、その部分だけ、急に英語っぽくなるのでちょっと違和感。

 

また、兵庫県は、自治体の中では割と進んだ対策を取っているようですね。

03harasumentoboushi.pdf (hyogo.lg.jp)

 

上記のリンクからは、ハラスメント啓発のチラシが入手できます。

契約時などに、「ハラスメントがあれば契約継続が難しくなりますよ」、とあらかじめ説明しておけば、ハラスメント予防につながります。

 

上司に「あの人は病気だから仕方ない。」「そのぐらい当たり前。」と言われて取り合ってもらえないなどという職場の雰囲気が、ハラスメントを助長、悪化させます。

 

また、介護現場で頑張っている介護職の方々は、「自分が我慢すれば」「自分が未熟だから」とか思わないでください。

介護職に就かれる方は、いわゆる心の優しい人が多いです。

逆に、その点をつかれて過剰な要求をされているというケースが後を絶ちません。

 

高齢化社会において、介護職の人がハラスメントで心が折れ、離職するという話が後を絶ちません。

 

私は、高齢者・障がい者の分野で弁護士一年目から活動していますし、今回、研修をするにあたって、かなり調べたり、考えたりしました。

そういうわけで、介護職の方の助けになりたいと思っておりますので、遠慮なく、ご相談くださいね。