毎週火曜日は塾のお仕事で、ある小学生を教えてます。
彼はもう小学校中学年だというのに、
10分とまともに座っていられないのだヽ(`Д´)ノ
もう塾に来て半年以上たって、
ようやく80分座った状態を保てるようになったけど、
すぐに上体を倒したがるし、鉛筆はやたらと落とすし、
集中力がないことには変わりありません。
しかも昨日はこんなことを言っていた。
「ボクは指図されるのと謝るのが一番嫌い。」
↑これ、わずか9歳のお言葉だよ・・・((o(-゛-;)
これが大人びている子ならわかるんだけど、
見た目も遊び方も話す内容も子供っぽい子が、この発言。
なんかアンバランスなんだよね。
こんな言葉、いったい家で覚えてくるのか学校で覚えてくるのか。
彼曰く、授業中はおしゃべりして先生の話は聞かず、
教科書は落書きだらけ。
先生に指図されたことは粗さがしばかりしてる。
たとえば、先生が「この枠から絶対はみ出さないように書いてね」と言われた時、
「じゃ先生は絶対はみ出さないで書けるのか証拠を見せてほしい」と
思うんだって、9歳児。
他にも、「勉強は親が周囲に自慢するためにさせられてる」みたいなこと言うしね。
普段は漫画キャラのマネばかりする彼から
出る言葉とは思えないことばかりなの。
9歳にして、すでに大人不信。
おそらく周りの大人が彼をこうさせてしまったんだよね。
最近、いじめや教育基本法など
教育問題が今更ながらにクローズアップされてるけど、
基本法の文言うんぬんの問題じゃないと思う。
愛国心より先に教えなきゃならないことはいっぱいあると思うんだけど、
政府は子供の実態に目を向けてないんだなあ。
メディアだっていじめに対する学校の対応ばかり糾弾してるけど
問題の根本的な解決にはならないよね。
ほんと難しい問題です。