その2133の続き
◎週刊AKBめでぃあ自評
・“星屑テレパス”が終わって
唯一の“AKB”地上波(東京キー局)冠番組の“星屑テレパス”が終わってしまった。ゆきりん卒業後を心配していたように歌番組への出演がめっきり減少(特番は一応別だが)、地上波バラエティへの出演も限定的というところで(もっと工藤使って 笑)これは残念な限りである。
それとは別にこの番組“星屑テレパス”が終了してしまったことでの思い ― もう来週からこの番組を見ることはない。あいちゃん扮する小ノ星海果、いとももの宇宙人? 明内ユウ、そららの雷門瞬と大盛扮する宝木遥乃に会うことができない ― という寂しさがある。
原作マンガもアニメも見たことも無いが「女子コミックの4コマ漫画が原作の実写版」ということでそれ程期待はしていなかった。“AKB”の美少女人気メンバーがどんな演技をするんだろう? ぐらいのノリで見始めた。キャストが“AKB”メンでなかったら食指は動かなかっただろう。
脚色、脚本がイイんだろう。青春女子群像 ― 自作ロケットを飛ばすことで自分の居場所を得ようともがく少女とそれに友として絡む少女たちの姿 ― を描くドラマとしては心理面でも陰影のある中々のドラマだと思う。「“AKB”ドラマとしては」という色メガネはなしでも・・・。
それにすでにその演技に女優の片鱗を感じさせる山﨑そららは別として他のアイドル事務所の俳優部門にいたという伊藤ももかも経歴を十分感じさせたし、時々、棒になる大盛まほもまあまあとして主人公海果演じる佐藤あいりの演技は特筆ものであった。
自分に自信が持てなくて、学校で居場所がなく、悩み抜いてる、内気な少女役を活発な新曲でセンターをバキバキこなす積極的なメンバーのあいりがグズグズと煮え切らず、こちらがイライラしてくるような少女(笑)をその心理面の襞を的確に感じさせるような好演だった。
自分(たち?)の不満をはっきり言いがちな(笑)橋本はるぴょんが言ったように「主役の4人しか映らない」と言ったように画面に出てくるのはほぼその4人だが、唯一、ロケット大会のライバル校の秋月彗演ずる布袋もかちゃんがドラマにアクセントをつける役で熱演。
無理に注文付けるとしたら「せっかく、“おでこぱしー”という妖しい味を出している」のだからもう少し、その方向」を追求する(笑)。例えば「自分が良い宇宙人か否か悩む」ユウが海果の寝ている傍に立つシーンはいつもの衣装でなく、許される範囲の薄布の衣装だったらとか(笑)。
でももっと続きを見たいと思うのはじーじだけではないだろう。内容から言ってもロケット大会の秋月率いるライバル校の竜岡科技高校との決着もまだだし、ユウの宇宙人? 秘密もまだ分かっていない(笑)。それに他の“AKB”演技人の出番があってもおかしくないし(笑)。早い時期の続編が見たい。 その2135に続く