ラグビーリーグワンも残すはプレーオフとD1/D2/D3の入れ替え戦を残すのみとなりました。D2の順位決定戦を視聴しましたので、今回はそれについて書きます。

 

 

○浦安D-Rocks57-20豊田自動織機シャトルズ愛知●

愛知が幸先よく先制したものの、その後は終始浦安が主導権を握り圧勝。個々の選手のスキルの高さ、フィジカルの強さで圧倒していました。愛知は相手の強力なプレッシャーの前に前半2度のシンビンを犯すなど、勢いに乗れませんでした。

 

○豊田自動織機シャトルズ愛知17-14NECグリーンロケッツ東葛●

序盤から東葛がテリトリーを支配するなど優位に試合を進めていましたが、肝心なところでミスが出てしまい思うように得点を重ねられず。逆に粘りのディフェンスでしのいでいた愛知が少ないチャンスをものにして終盤に逆転。東葛は勝てた試合を落としたという印象。

 

○浦安D-Rocks48-28グリーンロケッツ東葛●

浦安が序盤に先制を許しながらも、慌てることなく持ち前の攻撃力の高さを発揮して徐々に差を広げていき、終わってみれば20点差をつけて快勝しています。東葛も後半、2連続トライで一時は3点差に迫るも、最後は地力の差を見せつけられ3位でフィニッシュ。引退を表明した田中史朗も終盤に元気なところを見せていました。

 

D2の最終順位は以下の通り。

1位 浦安D-Rocks

2位 豊田自動織機シャトルズ愛知

3位 グリーンロケッツ東葛

4位 レッドハリケーンズ大阪

5位 九州電力キューデンヴォルテクス

6位 日本製鉄釜石シーウェイブス

 

D1とD2の入れ替え戦の組み合わせはこのようになりました。

 

浦安D-Rocks×花園近鉄ライナーズ
豊田自動織機シャトルズ愛知×三重ホンダヒート
NECグリーンロケッツ東葛×リコーブラックラムズ東京

 

D1のレベルが上がっていること、また特に花園、三重の2チームは終盤に向けてチーム力が上がっていったこと。BR
BR東京も複数の上位チームと接戦を演じたことを考えると、3試合ともD1勢が勝利して残留する、と見ています。

 

ただ一昨年(花園)、昨年(三重)とD2勢が昇格を果たしており、実際にやってみないと分からないともいえます。特に浦安は選手層が厚く、個々の実力も高いだけに花園相手に付け入るスキがないとは言い切れません。

 

まずは初戦、どのような戦いを見せてくれるのか楽しみです。

 

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