ラグビーリーグワンのディビジョン1は今週、バイウィークとなります。そこで、以前時間のある時に調べた今シーズンのD1の12チームに所属する選手の出身大学ランキングをご紹介したいと思います。

 

 

表にあるのは7名以上を輩出しているランキング上位21大学。赤字はそのチームでもっとも出身者の多い大学となります。アーリーエントリーの選手は含んでいません。

 

さて、1位はやはりというか帝京大でした。ワールドカップの代表メンバーでも堀江翔太、坂手淳史、姫野和樹、松田力也ら多くのOBが選出されていましたね。2010年代以降の日本ラグビー界を学生レベルでけん引してきたチームらしい結果といえるでしょう。サンゴリアスには12名、ヴェルブリッツには11名も在籍しています。

 

2位は早稲田と並ぶ学生ラグビーの名門・明治大(田村優、梶村祐介など)。3位には関東リーグ戦で連覇を続ける東海大(リーチマイケル、野口竜司など)。4位には長年にわたり日本の学生ラグビーをリードしてきた早稲田大(山中亮平、長田智希など)が入りました。

 

5位には東京高師の流れを含む筑波大、そして6位には日本一の経験を持つ関西の雄・天理大、7位に同志社大、8位に大東文化大、と続きます。やはり強豪校・伝統校が並びますね。

 

ちなみに今年加入した新卒のアーリーエントリーの選手の人数上位順は以下の通り(4月1日現在)。

1位…明治大(10名)

2位…帝京大(8名)

3位…早稲田大(4名)

4位…筑波大・慶応義塾大・東海大・流経大・東洋大・京産大・立命大(3名)

 

続いて参考までに、リーグ別の出身ランキングも掲載します。

 

 

大学選手権での圧倒的戦績を表すかのように、関東対抗戦がトップです。実に大学出身者の43%が対抗戦OBという結果に。特にサンゴリアスは8割が対抗戦出身者でした。

 

ただ関東リーグ戦や関西リーグ戦からも多くの選手が生み出されていることがわかります。

 

ほとんどのチームで対抗戦OBがトップを占める中、スピアーズは天理大をはじめ関西リーグOBが最も多いという結果に。関西の選手へのリクルーティングが充実しているということでしょう。

 

ブレイブルーパス、ライナーズも関西勢が多いですね。またスティーラーズ、ダイナボアーズは関東リーグがトップとなっています。

 

最後に。上記の数字については12チームのHPのメンバー表を1人ずつ集計したもので、多分に数字に誤りがある可能性があります。それをご了承のうえで、お楽しみいただければ幸いです。

 

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