バイウィークを経て2週間も待たされたラグビーリーグワンの第8節。今週もJSPORTSで全試合観戦しましたので、例によって独断と偏見により、勝手に6試合をレビューしてみました。

 

●ブラックラムズ東京7-18東京サンゴリアス○
東京決戦はサンゴリアスが重厚なディフェンスで守り切りました。ブラックラムズはセットプレーでマイボールをかなり失ってしまったのが痛かったですね。逆にサンゴリアスがしっかりプレッシャーをかけていたということでしょう。

 

○横浜キヤノンイーグルス59-48東芝ブレイブルーパス東京●
プレーオフ進出をかけた大一番でしたが、イーグルスが前半から圧倒し、一時は大差をつけて快勝。デクラーク、田村優らが安定していました。ブレイブルーパスは主力を欠き苦しい展開でしたが最後まで諦めず追い上げましたね。

 

○埼玉ワイルドナイツ41-6花園近鉄ライナーズ●
ワイルドナイツはいつも通りに戦い、ペナルティが多かったこと以外は文句のない完勝、といってもいいでしょう。ライナーズは連続で大量失点していたころよりも、ディフェンス力が徐々にですが上がってきたように感じます。

 

○トヨタヴェルブリッツ21-18グリーンロケッツ東葛●
ヴェルブリッツはペナルティが多く、まだチーム状態が今一つというかまとまっていない感じでしたが、それだけに苦戦しながら勝ち切れたのは大きかったのでは?グリーンロケッツはここまでの戦い方を見ても、大健闘だったと思います。

 

○クボタスピアーズ船橋・東京ベイ60-22三菱重工相模原ダイナボアーズ●
スピアーズはここ数試合と違い、序盤は慎重な攻めで後半は相手のシンビンに乗じ一気に差を付けました。複数のインパクトプレーヤーの投入も強力でしたね。ダイナボアーズは前半は互角でしたが後半は選手層の厚さの差が出た感じです。

 

○コベルコ神戸スティーラーズ32-29静岡ブルーレヴズ●

前半から競った好ゲームでしたね。両チームとも辛抱の時間が続き、最後までどちらが勝ってもおかしくない展開でしたが最終的にはスティーラーズがうっちゃったという感じです。ブルーレヴズはどうもなかなか勝ち切れないですね。

 

ワイルドナイツの稲垣啓太、ブルーレヴズの大戸裕矢の100キャップは偉業ですね。ラグビーのような激しいコンタクトスポーツで、国内最高峰のリーグで10年間主力としてプレーしてきた証明ですから、素晴らしいの一言です。

 

これでDIVISION1は折り返しとなりました。なんとなくプレーオフ圏内、入れ替え戦圏内のチームと色分けされつつありますが、最後まで熱戦に期待したいですね。

 


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