我が家にある翡翠と類似石?を一挙紹介! | 晴れのち曇り時々Ameブロ

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5月の安倍川風景

連休最終日に採取した大きな翡翠原石、思いがけずに糸魚川品質のものが採れてしまったことから、今回は我が家にある翡翠をかなり整理しました。
この石を基準に・・・と考えると、殆どの石を断捨離することが出来る。
ということで、残したのは大きな翡翠を含めて全部で4個。
それ以外に、類似石というか、ちょっと気になっている原石を4個ばかり。
合計で8個、今回は紹介させて頂きます。
先ずは、大きな翡翠と特徴的な共通点のあるこちらの石から!

安倍川の翡翠原石

翡翠にしては重めの部類で、この凸凹した形状が個性的。
凹んだ部分が灰色というか銀色っぽい感じで、背後にある大きな翡翠原石にも一部見受けられます。
ただ、大きなほうは、少しラベンダー掛かった色合いが出てました。
白い部分は、透過性も良く、おそらく後ろに見える大きな翡翠と同じタイプではないかと・・・

安倍川の翡翠原石

アップにしてみましたが、このボコボコ感はかなり特徴的ですね。
しばらく「何だろう?」と思っていたのですが、大きな翡翠との共通点もあるので、こちらも翡翠で間違いないようです。
白い部分は翡翠と分かるのですが、この銀色っぽいのは何か別の鉱物が共生していた痕跡か?
川擦れで削り取れているので、ちょっとよく分からないですね。(^^;)
硬くて重い、透過性のある質の良い原石だと思います。

安倍川の翡翠原石

次に紹介するのは、一昨年の秋に拾ったこの翡翠原石。
幽霊でも出そうな、薄暗い早朝の川原で見つけた石。
おそらく、台風の置き土産ではないかと・・・
大水が出ると、川原の石が入れ替わり、地中深く眠っていた翡翠が顔を出します。
この石、かなり格好良いですよね!
白い部分は、大きな翡翠原石と同じ質感なのですが、緑の部分はオンファス輝石ではないかと思います。
透過はボチボチなのですが、それを差し引いてもこの質感と色合いの良さ。
見つけた時、「キタ――(゚∀゚)――!!」と思わず叫んでしまいました。

安倍川の翡翠原石

特にこの白と緑の境目の部分が、博物館でよく観るサンプルと瓜二つですね。
このタイプの翡翠も、安倍川ではなかなか拾えません。
私自身も翡翠を拾い始めて3年以上経ちますが、この石以外ではまだ見たことがないです。
質感も色合いも申し分ない、素晴らしい原石を我が家に迎え入れることが出来ました。

安倍川の翡翠原石

3つ目の石は、最近拾ったこちらの灰色系翡翠。
翡翠と書きましたが、まだ判断し兼ねている石。
これと同じタイプで、ブラックライトを当てると一部赤く蛍光したので、もしかしたら若干のコランダムを含んでいるのかなと・・・
硬質でかなり重い石なので、もしかしたら灰色の部分全体がコランダムかも?
ただ、何の確証もありません。
透過はしないので、それほど価値のある石とも思えないのですが・・・

安倍川の翡翠原石

赤く蛍光したのもそうですが、この個体の特徴は共生しているミントグリーン色の鉱物。
蛍光色っぽい、綺麗な緑色。
一瞬「緑柱石?」とも思ったのですが、これが何か分からないです。
蛇紋岩が地下深くから持ち上げて来たものには間違いないようですが、もう少し調べてみる価値はありそうですね。
片手サイズなので、パソコンの横にでも飾って丁度良いかもしれません。
一応、ここまでが我が家の翡翠原石で、以降はサンプル的に保管している石や個人的に気に入っている石を紹介させていただきます。

我が家の霊石(守り石)

先ずは、蛇の顔をした我が家の霊石(守り石)。
翡翠ではなく、ロディン岩系列もしくは軟玉(ネフライト)ではないかなと・・・
軟玉にしては重い気がするので、やはりロディン岩系列の石かな?
金山谷の翡翠でも、こういう緑色のものがあったりするのですが、そこはちょっと微妙です。
この石も大きいのですが、後ろの翡翠原石よりかは少しだけ小さい。
それでも、幅は30㎝あります。
我が家の二大巨石群、移動するのも容易じゃない。(^^;)
ただ、この石が来てから運気が良い流れに変わっていて、やはり最強のパワーストーンかもしれません。

我が家の霊石(守り石)

この石の特徴は、こういう飴色っぽい鉱物が含まれていること。
ここの部分は、ペンライトを当てるとよく透過しますね。
この鉱物が抜けて、蛇の口を形成している感じです。
何か悪い空気が入って来た時に災いから守ってくれたりと、本人は蛇が至って苦手なのですが、実のところ相性は良いのかもしれません。
それに、この石って見た目格好良いですよね!
蛇は嫌いと言いながらも、結構気に入っていたりします。(笑

黒田翡翠原石

そして、次に紹介するのがこの石。
ちょうど、2年前の今頃に採取した浜松市引佐の翡翠原石です。
所謂、黒田翡翠というやつ。
この石が本当に翡翠かどうかは判断し兼ねますが、黒田翡翠と呼ばれているものには間違いありません。
重さもずっしりあって、透過も少しあり、何よりも色合いが綺麗ですよね。
逆に、「この色合って翡翠?」みたいな感じになってしまうのですが、これが浜松市引佐の黒田翡翠です。

駿河湾の翡翠類似石?

そして、最後に紹介するのが沼津の海岸で拾った翡翠らしき石。
どなたかが鑑定に出して、クリノゾイサイトという結果を得たようですが、そうなのかもしれないし・・・違うのかもしれません。
あそこにも色々あるのでね、それが全て同じ石かどうかは分からないです。
クリノゾイサイトにしても、青色(オーシャンブルー)が入ったものは世界的に見ても珍しいとのこと。
形も質も良い感じなので、駿河湾で産出される翡翠らしき石として保管している感じですね。
これまで数多くの石を紹介しましたが、その分数多く帰しているので、今はこんな状態です。
決して欲張らない、石拾いのプロセスとしては健全で良いのではないでしょうか?



ダイヤモンド