伊豆半島は13の市町が集まってできています。
ですが、観光をお考えの皆さんの中には、地図を見てこう思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
『名前に“伊豆”と付く市町が多すぎる!』
(伊豆市、東伊豆町、西伊豆町、南伊豆町、伊豆の国市の5か所)
大変紛らわしいですが、それぞれ素敵な街ですので、ぜひ覚えてみてください、、
そして、今ご覧になっているブログは伊豆半島の内陸にある「伊豆の国市」の観光協会です。
※修善寺や天城はお隣の伊豆市です。
1.伊豆の国市とは?
伊豆の国市は面積約94.62平方キロメートル、人口は約49,000人です。
2020年8月現在の市長は2代目。小野市長は静岡県内初の女性市長としても話題になりました。
(海が無い市です)
伊豆の国市は、2005年に伊豆長岡町、韮山町、大仁町が合併してできた市です。
伊豆長岡町は伊豆長岡・古奈温泉などで栄える旅館街、
韮山町は韮山反射炉や江川邸など歴史のある街、
大仁町は数々の大規模な工場を抱え、工業で繁栄した街でした。
つまり、市としてはまだ15歳。
ちょっとユニークな名前なので、市町村だと思ってもらえないこともしばしばあります、
温泉街や工場群として栄える一方、市の南北には狩野川が流れ、田園風景の中を鉄道が走る、のどかな一面も持ち合わせた市です。
(狩野川、千歳橋より)
2.伊豆の国市の観光
ずばり「温泉」です。
伊豆長岡温泉・古奈温泉・大仁温泉と畑毛温泉の一部に40軒ほどの旅館があります。
特に伊豆長岡温泉・古奈温泉は温泉街としての風情があり、それぞれに個性を持った旅館が立ち並んでいます。
どのお宿に泊まろうかな、とお悩みの方は、
・お料理が自慢のお宿
・温泉に工夫を凝らしたお宿
・富士山が見える、景色の良いお宿
・大広間で楽しく宴会ができるお宿
・ペットと泊まれるお宿
・全10室程度で落ち着いたお宿
・規模が大きくにぎやかなお宿
・和風旅館
・ホテル
など、特色に合わせて宿探ししてみるのがおすすめです。
また、伊豆長岡芸者がいるのも魅力の一つです。
過去、日本に2つしかなかった芸妓学校のうちのひとつが伊豆長岡にあり、現在も日々厳しい稽古に励んでいます。
芸者さんは、一般の方でもお座敷に呼ぶことができます。
お座敷に呼ぶのは難しいけれど、芸者さんの踊りを観てみたい…という方は、毎年5月に開催される「伊豆あやめ座」をご覧になるか、随時開催される稽古場見学体験に申し込んでみてはいかがでしょうか。
日帰り温泉、足湯(市内5か所)ももちろんありますよ。
また、伊豆の国市は歴史の街でもあります。
「新しい市」というイメージが強い伊豆の国市ですが、歴史的に重要だった場所がたくさんあります。
・2015年に世界遺産に登録された韮山反射炉
・韮山反射炉を築造した江川英龍の屋敷である江川邸
・鎌倉時代に北条時政が命じて作らせた寺院で、運慶作の国宝の仏像が5躰所蔵されている願成就院
・2020年大河ドラマの主人公である北条義時に深いかかわりがある北条寺
そして名物と言えば、
・温泉まんじゅう
・いちご
(品種は紅ほっぺ、章姫、きらぴ香)
他には
・狩野川の鮎
・田中山のすいか
・田中山のだいこん
・天野の柿
・みかん
などもあります。
そしてこれからは、2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が決定し、主人公・北条義時が生まれ育った地として広報していく予定です。
これからの伊豆の国市も、どうぞ応援よろしくお願いします!
伊豆の国市のゆるキャラ「てつざえもん」
ここでは紹介しきれなかったイベントもたくさんあります。
源氏あやめ祭、伊豆の国花火大会、温泉まんじゅう祭、パン祖のパン祭のようなイベントから、
かわかんじょう、三番叟など歴史ある祭祀や伝統芸能まで様々。
(今年度は感染症の影響で中止が相次いでいます。)
過去のブログに載っているものもあるので、気になったものはぜひ調べてみてください!