週刊ハーバリストチャーモvol.96 | 生涯、キリギリス 〜チャーモの部屋〜

生涯、キリギリス 〜チャーモの部屋〜

ミュージシャン(他色々)チャーモのブログです。

もくじ

●うなぎは総合サプリメント

●山のうなぎ

●ゴーヤの抗がん作用

●激推しフルーツ本





 うなぎです(ドヤ顔)



そんなわけでうなぎの栄養価を↓


・ミネラル

亜鉛 1.4mg
セレン 50μg(日本人が不足していると言われている)
モリブデン 5μg(銅亜鉛バランスをよくするミネラル)

・ビタミン
ビタミンA 8,000IU
ビタミンD 720IU
ビタミンE  7.4mg
ビタミンB1 0.37mg
ビタミンB2 0.48mg

・オメガ3
EPA 750mg
DHA 1300mg

総合サプリメントと言えるほどの最強過ぎる含有量。
せっかく食べるなら
「これでこの夏は完全勝利!」
と思って食べると良いです(思い込むのも大事)





●うなぎは高くて無理だって人は、山のうなぎをどうぞ(・∀・)ノ


山芋です。

「山のうなぎ」と呼ばれるほどスタミナ満点💯

薬膳では、脾肺腎の3つの臓器の気血水を補う養生に適した食材と言われています。



私は糠漬けみじん切りと納豆と合わせて食べるのがマイブームでした。

醤油と梅酢を少々と魚粉で味付け。

魚粉を入れると市販のタレっぽい旨味が無添加で出せますね。


この身体がよろこぶ感じ…

最強の滋養メニューだと思う❗️




ゴーヤの健康効果について

ゴーヤは世界的に研究数の多い野菜の一つだそう。


ビタミンCが豊富とか、血圧や血糖値を下げる効果など色々メリットのある夏野菜ですが、今回は「抗がん作用」をピックアップ⬇️


■抗がん作用

・2020年には、ゴーヤには、白血病、脳腫瘍、乳がん、結腸がん、胃がん、腎臓がん、肝がん、肺がん、卵巣がん、膵臓がん、前立腺がん、皮膚がん、子宮頸がんなどに有効であることが動物実験でも実証された。

・ゴーヤの成分が、がん細胞の細胞膜にある入り口から侵入し、がん細胞の中で活性酸素を発生させ、がん細胞を細胞死させる。正常な細胞にはこの細胞毒性は見られない。

・がんに対し直接抗がん作用が働き、また免疫細胞(中でもNK細胞)を活性化する。
(キラーT細胞は、がん細胞を見分ける力が比較的弱いという弱点があるが、NK細胞はキラーTが見逃したがん細胞を倒すことができるため、非常に抗がん作用が強いと言える。)

・コロラド大学によるマウス実験では、ゴーヤを食べたグループの方が膵臓がんの発症率が60%低かった。


抗がん作用がある、というのは癌治療中でなくても身体に良い、癌予防になるという事ですね。

夏はゴーヤを食べよう!
夏バテ防止になるし!

スライスしてオイルと黒胡椒サラダに


チャンプルー


生ゴーヤに生姜焼き挟んだのは大ヒット。

(生ピーマン焼肉詰めに続き)




●栄養学サロンでオススメ(激推し)されてて買ってみた新刊の本です。

『中野瑞樹のフルーツおいしい手帳』

パッと見、よくあるカラフルで字が大きく1時間くらいでスイスイ読めるタイプの本かと思ったら全然違いました…


分厚くはないのに専門書レベルか?ってくらいに様様な方面から切り込んでいるフルーツの専門知識の詰まった一冊。

フルーツアレルギーの事なんかも書かれてますね。なかなか無いかも。

意外と字もぎっしり。

これは凄い…濃い…!!


まえがきの数行の自己紹介読んだだけで著者が変態なのが分かります(もちろん褒め言葉)

並大抵のフルーツオタク、ではないぞ

2009年からフルーツしか食べてないそうだ。

フルーツが体に与える影響を自らの身体を使って実験してる、というフツーじゃない理由。


まだ読み終えてないけど、コレは超面白い。

一家に一冊あっても良いと思う!




【チャーモ】

ミュージシャン&JAMHA認定ハーバルセラピスト。

カフェインアレルギーの元乳がん患者。


「週刊ハーバリストチャーモ」では、Twitterで発信しているハーブや栄養学、自然療法などの勉強ネタやお役立ち情報などの1週間のまとめを毎週日曜日に更新。