私は字は上手くないし雑なのだけど、字を書くのが好きだ。
字が綺麗になりたい、というよりも難しい漢字を見ないで書けるようにする、というのが好きで趣味のひとつになってるような。
漢字博士になりたい!わけではないので漢字検定、とかは興味ないんだけど、気に入ったものだけ書けるように練習する。
好きな歌だけをカバーする、みたいなもんかね。
綺麗に書けるようになりたい、とかでもないのでゆくゆく仕事で役に立つ、とかではなさそう笑
薔薇
醤油
鬱
は、10代の頃から書けてたと思う
(ちなみに鬱は嘉門達夫の「鬱」という歌で覚えた)
最近は意外と身近なのに実は難しい12星座をマスターしてみた。
書ける?と言われてすぐ書けないのは特にこのへん。
蟹や蠍は天秤は「秤」の字が日常的に馴染みがないし、射手、はパッと出てこない感じ。
実は一番難しい、というよりなかなか頭に入ってこないのは水瓶。
蠍より水瓶が覚えづらい。
「瓦」がなかなか馴染まない。
変な妖術を使ってくる敵キャラみたいな厄介さを感じる(当社比)
漢字の難しさって画数じゃないんだよ
速弾きも難しいけどロングトーンの白玉チョーキングビブラートも難しいよね、みたいな
でも速弾きみたいに蠍、とか書けるとドヤ顔出来ると思う
(ドヤ顔の機会には全くありつけない)
2019年の夏に突然思い立って、数の単位を書きながら丸暗記した事があった。
無量大数、なんてちっぽけなもんではなく、不可説不可説転、まで暗記した。
無量大数がちっぽけに感じる数の果てしなさ笑
何故か毎晩夢中になって書いた。
宇宙に誘われるような楽しさがあった。
惹かれたのは「数」なのか「字」なのか、どちらかといったら「数」にこんなに美しい名前が付いているのか、という事に感動したのかなと。
今でもたまーに書く。
写経のように、一から不可説不可説転まで。
なんだかワクワクするのだ。
何の役にも立たないのに。
ギターや歌はステージでドヤ顔するために頑張るし
料理は食べれば美味しいから食生活豊かにするために頑張るし
メリットのある趣味は色々あるけど、特に披露するわけでも役立つわけでもない「字を書く」趣味。
私にとっては利害関係なしで付き合える軽やかな友達のようなものなんだろうかねぇ。
お金のかからない趣味、かと思いきやもう何年も気になって購入を検討しつつ思いとどまってるのが小樽で一目惚れしたガラスペン。
好きな色のインク集めたくなるよね、コレ。
絶対沼だよね…( ゜Д゜)
書き心地の良い高価なノートとか欲しくなりそうよね…⚠️
ペンにインクをつけて紙に滑らせるという行為への憧れがつのる…
(昔つけペンで漫画描いてたせいかも)
ちなみに好きなインクの色はブルーブラックです。
そんなわけでさほどマニアにもならない程度のささやかな趣味の話でした。
おまけ
コレ⬇️も見ないで書けるようになりました(笑)