音楽履歴書その8〜音楽人生が変わったライブ〜 | 生涯、キリギリス 〜チャーモの部屋〜

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ギターに目覚めた高校時代は大体Jpop&ビーイングオタク&ハードロック、みたいな感じで過ごし。



そして卒業後は、ギター教室には通うけれど相変わらずバンドを組むのは夢見てるだけの日々で。



卒業後は楽しかった高校時代と比べて色々微妙な日々で、不眠症になったりまあ若さゆえの苦悩が色々ある中バイトを数カ所かけもちするフリーター生活、といった感じ。




そんな中、秋頃かな?




高校の時に衝撃を受けて大ファンとなった栗林誠一郎さんのライブが新宿の今は無き日清パワーステーションで行われると知り、当然行く。



日清パワーステーション↓


※1998年に閉館したけど、どうやら2020年に配信型ライブハウス、としてまた始まったようだ。





オールスタンディングで、しかも今までのライブで経験したことがないくらいステージの距離が近い!




そんな中で初めて観た栗林さんのライブが想像を絶する良さ!で。




ようやく生で見れた憧れのミュージシャンであり、好きな曲が沢山聴けたのもあるんだけど、バックバンドにはいつもビーイング系ミュージシャンのCDではクレジットで頻繁に見かけていてそれぞれにファンになっていたDIMENSIONが全員揃っているではないか!!Д)



栗林さんも、ベースを弾きながら歌う姿も、MCで話す時の声やキャラクターも歌のイメージ通りな感じで更なる大ファンとなり。




もうね、泣きました。



卒業後あまりいい事ないなと思ってた中で強烈に希望となった日で、間違いなく人生のターニングポイントとなったライブのひとつ。




ちなみにギターの増崎孝司さんは、その時はまだDIMENSIONは聴いていなかったけど、坪倉唯子さんがジャニスのサマータイムをカバーした音源で

「誰このギターすげー!!!」

と思ったのがきっかけで、すでに私の中では憧れNO1ギタリストだったのですが




私の位置は増崎さんの真ん前。



あまりに圧倒的すぎてクラクラしました。



血が沸点越える大興奮。




ギターやってなかったらあの圧倒的な気分は味わえなかったかもなあ、と。





音楽が好きで良かった。



音楽に救われた。



そんな日でした。




なので、至極当然そのままDIMENSIONも聴き始めて、ライブに行き始め、ジャズフュージョンの世界にどっぷりとハマる流れとなるのです。





続く。