ミュージシャンのためのメディカルハーブ講座【安産のお茶 〜ラズベリーリーフ〜】 | 生涯、キリギリス 〜チャーモの部屋〜

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ミュージシャン(他色々)チャーモのブログです。

今回ご紹介するのはは女性の味方ラズベリーリーフです(・∀・)ノシ

 

 

 

 

【ラズベリーリーフ】

 

学名 Rubus idaeus

 

和名 ヨーロッパキイチゴ

 

科名 バラ科

 

使用部位 葉

 

 

ヨーロッパでは昔から『安産のお茶』として知られ、助産師やハーバリストによって出産準備に用いられてきたハーブです。

 

 

 

出産の時に役立つ働きは、ラズベリーリーフに含まれるフラボノイド配糖体のフラガリンが子宮や骨盤の周囲の筋肉を調整するためと言われており、生理痛や生理前症候群(PMS)の症状を和らげる作用があります。

 

 

タンニンによる収れん作用があり、下痢や赤痢、扁桃炎、風邪やインフルエンザなどに内用として用いられ、外傷や結膜炎に外用として用いられたりもしています。

 

 

ラズベリーの葉のハーブティーを出産準備に用いる方法は何千年にもわたる経験に学んだ活用法であり、特定の活性成分も見出されていないため、正式な適用症としては認められていませんが、つわり予防の効果のあるペパーミントやジンジャーと共に世界中の妊婦に服用されているそうです。

 

 

その他、エラグ酸の美白作用でシミ予防の効果も。

 

 

子供の軽い下痢にジャーマンカモミールとのブレンドも、症状を改善すると共に痛みも和らげます。

 

 

ペパーミントとブレンドしたお茶は口臭予防にもなるそうです。

 

 

個人的にはラズベリーリーフは味もクセがなく飲みやすく、ブレンドにも使いやすいので好きなお茶です(・∀・)ノシ

 

 

 

 

【効能】

《作用》

鎮静

鎮痙

収れん

 

《適応》

生理痛

生理前症候群

出産準備

下痢

口腔粘膜の炎症

 

 

 

【成分】

フラボノイド配糖体(フラガリン)

タンニン(没食子酸 エラグ酸)

ビタミンC(微量)

 

 

 

【花言葉】

 

花言葉はポジティブなものとネガティブなものがあり、さらに花と果実別々にあるそうです。

 

 

 

ラズベリーの花

『謙虚』

『尊重される』

『愛情』

『幸福な家庭』

『先見の明』

といったポジティブな意味の他に

 

 

『後悔』

『うらやむ』

『同情』

『哀れみ』

『嫉妬』

『不毛』

といったネガティブな意味があるそうです。

 

 

 

ネガティブ系はジトッと湿っぽい感じですね。

 

 

 

 

そしてラズベリーの果実は…

 

『愛情』

『深い後悔』

 

 

 

 

 

 

実の方が後悔は深刻(笑)

 

 

 

 

 

 

その『深い後悔』の花言葉には、アメリカに伝わる伝説が基になっていると言われているらしいので以下、調べて出てきた話をコピペ。

 

 

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むかし あるところに1人のインディアンの少年がいました。

 

少年が森の中を歩いていると、川面に映った美しいラズベリーの果実を見つけたのです。

 

少年は川の中にラズベリーの果実があると思い込み、果実を採ろうと川に潜ったら溺れてしまいました。

 

必死にもがいている最中、少年はラズベリーが川の中にあるのではなく、川岸にあることに気付いたのです。

 

命からがら河岸へとたどり着いた少年は、怒りにまかせてラズベリーの果実を持っていた弓で思い切り叩きました。

 

すると、ラズベリーの果実が“ポトンッ”と川の中に落ちてしまい、結局少年はラズベリーを食べることができませんでした。 

 

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うん。

 

 

 

怒りにまかせて八つ当たりしてはいけない、という教訓ですな。

あとは「よく見ろ」ってとこですかね(笑)

 

 

 

そんなこんなであの赤い果実にはそんな深い後悔の意味があるのだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

てなわけで今回は女性の味方、安産のお茶ラズベリーリーフでした。

 

 

 

また次回(・∀・)ノシ