豪農屋敷 | 出雲市斐川町併川のブログ

出雲市斐川町併川のブログ

ブログの説明を入力します。

斐川町原鹿(ひかわちょうはらしか)に豪農屋敷があります。
島根県有数の地主で旧江角邸です。
一般公開は土曜および休日は行っています。


江角邸の正面です。
特徴といえば天井の高い玄関です。
中は畳敷きでいかに大きな邸宅だったかが分かります。


屋敷の模型です。
庭も広く樹木も植わっています。
母屋はわら屋根でした。
現在ではすっかり見なくなりました。
納屋とは廊下で結ばれ、二階建てでした。
昔の農家は二階のある家は珍しいです。
中二階が物置として使われたくらいです。


二階から南方を望む。
左から三角の尖った山は大黒山で標高315.3メートル。
真ん中の盛り上がった山が高瀬山で標高319.3メートル。
右のアンテナがある山は仏教山で標高366メートルで斐川町最高峰です。
入り口には小川もあります。
いかに有数な地主だったか分かります。
地主の多くは戦後の農地改革で多くの土地と財産がなくなりました。
小作人に権利が移ったからです。
現在では観光名所になっています。
向かいの団地は久木小学校跡地です。
昭和44年3月までありました。
翌年の夏まで校舎は存続し中部小学校久木校舎と呼ばれていました。
そばには学舎の跡の碑があります。