横浜あざみ野のひとつひとつ丁寧につくられた作家ものの器の店 IZUMO[utsuwa] です。
宮崎千佐子さんのお仕覆教室に通っています。
相変わらず不器用ですが、大好きな習い事です。
今回は『半田濃史さんの茶入』に丹波布でお仕覆を仕立てました☆
(中の茶入はこんなデザイン)
丹波布は以前、千佐子さんのコレクションからイラズムズ千尋さんの丹波布を譲っていただきやはり半田濃史さんの碗にお仕覆を仕立ててから、その自然な色合いとざっくりしたおおらかさ、
手紡ぎ、草木染め、手織りの素朴な風合いが好きになり、裂やさんを覗くたび気になっていました。
ただ古い裂となるとかなりお値段は張り手が出ないのですが、新しいもので作家さんのものでもない丹波布のハギレを見つけ今回半田濃史さんの濃絞手茶入に仕立てました。
なぜ2つかと言うと、昨年父が92歳で亡くなり、父のお骨を少し分けて手元に置いておきたいと
姉と私の分を作りました。同じ裂ですが、型紙を置く場所を変えて、緒の色も変えています。
今回、仕覆を仕立てるにあたり気をつけたのは、大きな柄なので、ラインが合わないと目立つので、
横のラインが合うこと。(もちろん縦もですね)
丹波布は織りの布なので、歪みを直せば必ず真っ直ぐになるとのことなので、
型紙を置くときも気をつけました。
縫い上がり最後の仕上げは千佐子さんにしていただくのですが、千佐子さんの魔法の手に掛かると
キリッとピタッと綺麗にキマります。
次は、茶杓にお仕覆を仕立てる予定です。
本当に大好きな習い事です。
千佐子さん、出来の悪い生徒ですが、これからもよろしくお願いいたします。
裂 丹波布
裏地 Lunco(目白)さん
緒(白茶・銀鼠) 伊藤組紐店さん(器のサイズや雰囲気によって、長さや緒の太さなど千佐子さんが
考えて下さり注文して下さいます。)
*宮崎千佐子さんのお仕覆教室は代官山の『ギャラリー一白』さんで習っています。
半田濃史さんの茶入少しだけ在庫があります。



