横浜あざみ野のひとつひとつ丁寧につくられた作家ものの器の店 IZUMO[utsuwa] です。
『yutaさんの菓子切り』と『手描きジャワ更紗・Reisiaさんの数寄屋袋』☆
まず、こちらは今回初入荷した『yutaさんの真鍮の菓子切り』です。
スッキリとシンプルな形で柄の部分だけ鎚目があります。
*真鍮のお取り扱いについて*
真鍮は空気等に触れることにより酸化し、くすんだり黒ずんだりする性質がある金属です。
お使いいただくうちにアンティークゴールドの様に変わって行く風合いをお楽しみいただけます。
漬け置きはせず、通常の食器と同じ様に中性洗剤で洗い、水を拭き取って保管して下さい。
くすみや変色は、市販の真鍮磨きや、食器洗いのクレンザーなどで同じ方向に磨いて下さい。
綺麗なつや消しに戻す事が出来ます。
菓子切り :長さ15cm,幅0.6cm
抹茶碗は田中信彦さん、菓子器は10月のテーブル茶道展をお願いしている神谷麻穂さん。
(どちらも私物です)
そして、菓子切りといえば「茶道」。「茶道」といえば『数寄屋袋』も必須アイテムですよね!
こちらは『手描きジャワ更紗・Reisiaさんの数寄屋袋』です。
『手描きジャワ更紗 Reisia』は、主宰する『藤井礼子さん』がご主人が海外駐在で移り住んだインドネシアでとても細いチャンティンで精巧に描かれた文様の手描きジャワ更紗(バティック)に魅せられたのが始まり。
でもその当時のジャワ更紗は衰退の一途を辿り、腕のいい職人さんも仕事を辞めていく様になっていたそう。「少しでもジャワの人に仕事を提供出来、日本でジャワ更紗の帯を欲しがっている人に届けられたらいいだろう」と、藤井さんは日本とジャワの架け橋になり、『手描きジャワ更紗Reaia』を手がけるようになったのです。
また、ジャワ更紗というのは木綿に蝋纈染めしているのですが、
Reisiaのジャワ更紗は「着物の帯地に向く絹地に柄をデザインしたらどんなに素晴らしいものが出来るだろう」と絹地に染められています。
でもその絹の生地をジャワで見つけるのに長い年月が掛かったり、
ジャワの伝統的な柄やはっきりとした色ではなく、藤井さんがイメージする日本の色合いやデザインを、現地の職人さんに理解してもらうにもとても大変だったとのこと。
文化の差を埋めるために粘り強く職人さんとコミュニケーションを重ねた藤井さんの熱い想いがこの更紗には込められています。
Reisiaさんのジャワ更紗の制作には早くて3ヶ月、長いと一年も掛かるそうです。
帯地に使った残りで、数寄屋袋はつくられているので、限られた数の貴重なお品物です。
数寄屋袋は扇子や帛紗、懐紙などを入れて持つものですが、バックインバックにして、バッグの中で散らばりがちな小物をすっきりと整頓して収納したり、お財布などの貴重品を入れてこちらだけ持ってトイレなどに立てばスマートですね。
『手描きジャワ更紗・Reisia』さんの数寄屋袋は桐箱に入っていますので、プレゼントにもピッタリです♡
「悠久」
この更紗は、地に総柄の蝋付けをしています。
この為、制作に1年以上の時間が必要でした。
長い時間を掛けて作った更紗の中には、
空をゆっくりと飛んでいく鳥の姿も。
穏やかに流れる時間、長い時間蝋付けをする人の営み。
更紗の中に「時」を感じ「悠久」と名付けました。
とてもとても細かな模様が上品で可憐な数寄屋袋です。
https://izumo-utsuwa-shop.com/?pid=177745237
「君がいた庭」
地の色合いが、これからとっぷりと暮れていく
でもまだ明るい空の色のように感じました。
その空の下に咲いているのは、
夢の中のシルエットだけの花のようです。
あの時、君はあの庭にいたね・・・。
そんな思いを込めたタイトルです。
鮮やかな紫色に描かれた大きな花模様が華やかなお品物。
内の黒とのコントラストも絶妙です。
https://izumo-utsuwa-shop.com/?pid=177745262
*shop info*
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