さて、お待たせをいたしました。
長岡禅塾レポート、後編です
北野老師のご案内頂き、禅堂に入らせて頂きました。
想像していたよりも天井が高くて広々、明るい。
入った瞬間、晴れ晴れとした気持ちになりました
早速、卒塾性である立志舘ゼミナール館長の中村俊一さんが
座禅のポーズを取ってくださいました
一礼をして・・・
スッ、スッ、ス～～～～ッと・・・・
わわわわ・・・すごいっっ
その身も心も安定したお姿に感銘を受けた私は、
よせばいいのに即挑戦。
「すみません、ちょっと私もやってみていいですか
」
」イデデデデデデーーーーー
「ちがう、ちがうっ。片方の足を更にその上に・・・」
」堂内には悲鳴と笑い声、優しいお声がけが響きます。
光栄にも老師自ら手ほどき？？いや、足ほどき？？
ご説明を頂きましたが・・・・
実はこの時、私の頭の中はすでに諦めモード。
ただでさえ身体の硬い私が
いきなり組めるわけありませんもんね～
「泉さんは出家したら可愛いらしいお坊さんになるだろうねぇ
」
」老師の温かいフォローのお言葉に感動しました。
本当に心のお優しい方です
正式な形に組めなくたって
座禅の業をすることはできるでしょうが
この形に身体を保つことで
得られる心の境地がある気がしました。
そういえば過去、マインドフルネスに挑戦をするべく
ヨガ等にも通いましたが、結局習得できず。
そんな中、まだ少しは心を空っぽにできたのは、
ヨガではなくピラティスでした。
きついポーズを取ることに必死で余計な思考が飛んだだけ
でも、長岡禅塾の禅堂だったら、そんな私でも
瞑想が習得出来そうな気がしました。
続いて、お庭へ・・・
禅堂のホコリ一つない美しさに驚きましたが
お庭も、ゴミはもちろん葉っぱ一つ落ちていない
お庭の状態は心の状態を表すとも言えるそうです。
お墓はない長岡禅塾ですが、
過去の老師の墓前で手を合わせたいという方は
こちらにお越しになるそうです
初代塾長は梅谷香洲老師、
二代目は森本省念老師、
三代目現塾長の浅井義宣老師、
そして現在の指導者は、北野大雲老師。
歴代老師の皆さんをを現した石が置かれた場所も
多くの方に愛され、豪傑でいらしたという
第三世・浅井老師に似せた人形もありました。
何やらお話をされています。
私の好きなコケも・・・
薪でお風呂を焚いていた頃は、
ここに薪が積まれていたとのこと。
長岡禅塾は人材育成を目的とした公益財団法人です。
大学生を対象とした禅道場で、塾生はここで生活をしますが
寮費、食費など一切の費用はかかりません。
エリクソンの言うところの青年期は２２歳くらいまで。
アイデンティティーが確立されるこの時期に
ここで生活できたとすれば、その体験はその後の人生において
かけがえのないものになるでしょうね～
ええなぇ～～～、青年期か～。
でも私も心はお子ちゃま、青年期
念のため、これまでの入塾実績を伺ったところ
どうやら３５歳くらいまではおられたようですよ
ひとまず年齢、立場関係なく
ご興味のある方はご覧いただければと思います。
長岡禅塾↓
また老師にもお会いしたいし、座禅もさせて頂きたいです
貴重な体験、素晴らしい時間を
ありがとうございました