今日で、震災から10日目を迎えました。
各地で救援物資の受付も始まり、
今、日本では何が足りないのか、
私たちの節度ある行動とは何なのか。
それぞれがそれぞれに「出来ること」が
少しずつ見えてきたように思います。
原発、政府、被災者、全ての生きている人、
そして、すでに亡くなってしまった人・・・
どこを切り取っても、そのひた向きさに涙が出ます。
たたかう姿、命の奇跡、強い人たちの笑顔、
全てに敬服しています。
募金の受付場所で、
テレビのインタビューを受けた神戸の女性が
弾けるような笑顔と力強い声で、
「今、大金おろしてきたのよ~!
あの時、受けたご恩は10倍にして返さなくっちゃ!」
ておっしゃってました。
これだ・・・これが答えだ!!
あの笑顔。感動しました。
今、思い出しても泣きそうになるくらい。
16年前のあの女性は、どんな様子だったんだろう。
先日、ご一緒させて頂いた、気象予報士の正木明さん。
色んなことを教えてくださいました。
改めて、地球と人間、全てを愛してらっしゃる、
本当に温かいステキな方でした。
星野道夫さんの言葉を借りると
私たちは「自然に生かされている」。
生きてるんじゃなくて、生かしてもらってる。
正木さんが2002年に出されたフォトエッセイ本です。
私は、映画「かもめ食堂」や「めがね」を見ると、
心が穏やかで幸せな気持ちになるんですが、この本は
同じような感覚を味わわせてくれました。
「みんな、大好きっ」て思えるんです。
鎌倉さんも「西日本が元気をだして、動かなくては」と
洋風おでん、あったかメニューを紹介してくれました。
ひた向きに生きる、私のプランターのネギたちにも
尊敬と感謝の気持ちでいっぱいです。
みんな、ひた向き。
私もひた向きに取り組もうと思います。