こんにちわ。
今日は「時間を外した日」
以下は1年前投稿した記事ですが
改めてお届けします。
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このようなメッセージを頂きました。
「こんなイベントを見つけたのですが、
いかがなものでしょう?」
(@ ̄Д ̄@;)
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《上記内容抜粋》
7月25日はマヤ暦では
『時間をはずした日』と呼ばれる特別な日。
7月25日を中心に、昨日(7月24日)が大みそか、
明日(7月26日)が新年という位置づけになり、
今年の成果を乗り越え、
それを来年に引き継いでいくという大切な日となります。
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この主催者は悪気はないと思いますが、
完全に誤認識しています。
しかも失策イベントに4500円の課金をしています。
実は・・・
マヤ暦に
「時間をはずした日」
はありません!!
( ̄Д ̄;;
『時間をはずした日』と言うのは、
アメリカ人のホゼ・アグエイアス博士が
1990年に創り上げた
「13の月の暦」の中のオリジナルワードなのです。
13の月の暦は1年を13ヶ月にしています。
そのため1ヶ月は全て28日。
28x13ヶ月=364日
そして
最後の1日が時間をはずした日として、
どちらの年にも属さない日になっています。
28日x13ヶ月+1日=365日
これは古代からあるマヤ暦とは全く違うスタイルで、
1990年から13の月の暦ユーザーを通じ
世界中に広まりました。
ところが日本では情報が正しく拡散せず、
このような事態になっています。
ヽ(;´ω`)ノ
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私自身も虚匠(きょしょう):
一十永光(イトウエイコウ)氏から、
7月25日はマヤ暦では
『時間をはずした日』と呼ばれ、
現在も16部族のシャーマンの長老がチェチェンイツアに集まり
2日間かけて盛大な祝典とお祭りを開く。
( ̄^ ̄)
・・・と、何度も聞きました。
そこで実際に現地ガイドに確認したところ、
「そのような祝典は
見たことも聞いたこともない!」
(`∀´)
「現在ここでは20種類ほどの暦が実際に使われているが、
7月26日を元旦として扱っているのは、
「月の暦」とか言う(かなりマイナーな)ものだけで、
その日付で新年に切り替わるカレンダーを使っている人を実際に知らない」
・・・と言うことでした。
( ̄ー ̄;
現地に在住していた日本人にも確認しましたが、
イトウ氏が言っている祝典や、
カレンダーは全く知らない!
(・∀・)
・・・と言うことでした。
( ̄ー ̄;
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13の月の暦についてはこれまでかなり書いていますので、
今回は省略しますが、
こちらにサクッと「時間をはずした日」について書かれた
正確な記事がありますのでぜひどうぞ。
水晶から水へ、「時間をはずした日」2018時間芸術学校クリカ
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私自身は素敵な絵を観て、
チェロを聴く企画に出かける予定にしています。
皆様も素敵な一日を。
(▰˘◡˘▰)
それではまた。