この記事は1〜2の続きです。
ある意味センセーショナルな記事なので未読の方はどうぞ。
不都合な真実「マヤ暦鑑定」の真相1
『虚言する師匠』
http://izumiutamaro.hatenablog.com/entry/2018/03/03/091313
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
このようなご質問をいただきました。
Bくん:
マヤの叡智ダイアリーのキーワードとその日本訳は
どこから来ているのでしょうか?
ウタマロ:
大まかな経緯が必要だと思いますので、
箇条書き的に書いていきます。
(厳密な歴史年表ではありません)
***
1989〜1990年
古代のマヤ暦研究家でアーチストだった
ホゼ・アグエイアス博士が、
古代の王パカルヴォタンとのチャネリングと、
当時関係のあったフンバツ・メンというシャーマン、
チベット仏教など、いろんなソースから
ドリームスペル暦構築
(太陽の紋章・銀河の音・5つの城・
キーワードなどオリジナル創造物多数)
そしてそのドリームスペルから
13の月の暦:完成
これはのちにこよみ屋さんから出版された
13の月の暦の1年スタイルカレンダー。
その後、シャーマンはドリームスペルにも、
13の月の暦にも関与していない。
1987年
天文学・占星術・易・風水などの研究家だった
高橋徹さんがホゼ著:アースアセンディングの英文に出会う。
1988年
高橋さん、ホゼ著:マヤンファクターの英文に出会う。
翻訳と日本での出版に向け意欲的に始動。
ホゼ博士とのコンタクトを取ろうと尽力。
1992年
ドリームスペルの英語版キッドを手に入れた高橋さんが
日本語訳を開始。
サポートするメンバーも集まってきた。
1994年
高橋さんによるホゼ博士関連の
初の著作が出版される。
ドリームスペルとも書かれてあるが、
一般の人には古代マヤ暦だと誤解される現象が起きてしまった。
当時のキーワード和訳がこちら。
*
一方、日本の大企業に13の月の暦を
普及させたいと思っていたホゼ博士の意向で、
高橋さんは、柳瀬宏秀さんをホゼ博士に紹介。
*
1995年3月
ホゼ博士と妻ロイディーンが初来日
高橋さんと翻訳サポートメンバー・
柳瀬さんもホゼ博士と対面した。
*
1996年
こよみ屋さんが13の月の暦:
A3カレンダーをデザイン・発売開始。
当時のものがないので、
最新作の2018バージョンを参照
1997年
高橋さんによる13の月の暦ガイダンス本が出版。
その時のキーワード和訳
1998年
当時の翻訳を載せ
こよみ屋さんはダイアリーも発売開始。
初版の美しい布張り。
*
同年:1998年
柳瀬さんが「コズミックダイアリー」
という名称で13の月の暦のダイアリーを出版。
(編集を高橋さんが援助)
こちらがその当時の和訳。
ただし、タイトルに
「13の月の暦」というワードが入っていなかったために、
ユーザーの認識があいまいになるという現象が起こった。
こよみ屋さんの手帳と
柳瀬さんのダイアリーのキーワードは
この時点で同じ高橋徹さん和訳だった。
*
それらと並行し、
高橋さんは日本語訳チームを結成。
テレクトノンなどホゼ著作の特殊なキッドを解読・翻訳・作成。
無償配布などに尽力。
その後ドリームスペルキッドも開発を始めた。
キッドの末尾に日本語制作チームの名前がある。
小原李紗さん・小原大典さん(現在:クリカ時間の学校主催)
倉元孝三さん(現在:こよみ屋さん)
・・・など。
1999年
ホゼ博士の日本著作権管理をしていた、
高橋徹さんと妻いづみさんが、
日本語訳チームメンバーだった小原李紗さん
(小原大典さんとはまだ結婚前)に管理を移譲。
高橋夫妻は一連の仕事から退く。
*
2005年頃
柳瀬さんは13の月の暦を学ぶ認定式の受講システムをスタート。
さらに高橋さん和訳を一部変えたいとホゼ博士に直談判。
ホゼ博士は日本語がわからなかったがそれを許可。
*
こよみ屋さんも複数の人の意見を考慮し和訳を変更。
こちらが現在の和訳。
*
小原夫妻はあらためて今後の日本での著作権管理を誰に任せるのか、
博士に確認。
ホゼ博士は柳瀬さんに任せると最終判断。
小原夫妻から柳瀬さんに日本著作権管理が移譲。
*
その後、2011年にホゼ博士亡くなる。
柳瀬さんは毎年「コズミックダイアリー」を出し続け、
さらに独自のキーワード和訳へ改変。
その経緯途中でのキーワードがこちら。
Bくん:
え!
これマヤの叡智ダイアリーと同じじゃないですか!
ウタマロ:
そうです。
マヤの叡智ダイアリーのキーワードは、
柳瀬宏秀著:コズミックダイアリーの
2010年バージョン和訳の丸コピーだったのです。
B:
ええと?それはどういうことですか?
ウタマロ:
柳瀬さんは認定式の有料講座を設けています。
そのメゾットのいずれかで
2010年~2012年頃イトウさんが学び、
このキーワード和訳を手に入れた。
・・・ということになります。
もちろんイトウさん本人には確認していません。
彼は「僕はシャーマンから伝授された」
・・・としか言わないでしょうから。笑
前回記事に書いたように、
13の月の暦にシャーマンが関与していないのは、
史実を調べれば明らかなことです。
*
ちなみに柳瀬さんの和訳は、
ホゼ博士が亡くなった以降、
「俺流」にどんどん改変されています。
たとえば2017年ではこのような変更がありました。
ですからこの経緯を知らならない一般のユーザーには、
まるでキーワードそのものが変更になったのかと錯覚も起きます。
*
そのような状況下でイトウさんのこの言葉、
「シャーマンがキーワードを変えている」
「僕が知っているだけでも何度も変わった」
・・・これらがまことしやかに聞こえてしまうのです。
でも彼が丸コピーしてきているのは、
間違いなく2010年当時のコズミックダイアリー和訳なのです。
これはつい最近の私自身の気づきから
コズミックダイアリーを取り寄せ検証した結果で、
マヤの叡智ダイアリーを出版した由風版元でさえ知りません。
*
2者のすり合わせで
一箇所だけ違う部分がありますが、
Channel「チャネルを合わす」
「チャンネルを合わせる」
この「チャンネル」というワードはどこにも登場してこないため、
イトウさんのノートミスではないかと推測されます。
*
由風版元は
「シャーマン伝授されたイトウ先生」を監修に迎え
「シャーマン統括のキーワード」を
「シカゴ大学の5ヶ国語話せるホゼ博士の後継者が翻訳」
・・・その和訳を使っている。
・・・これを信じて編集スタートしているのです。
さらにこうもイトウさんは繰り返していました。
「このキーワードは絶対に変えてはいけない」
「キーワードを変えるとエネルギーが通過しない」
監修を信じていた由風版元は、
著作権元がホゼ博士の「時間の法則財団」にあるという事実も知らず、
コピーライトも載せずに出版してしまいました!!
オール:NG!!
ちなみにイトウさんは柳瀬メゾットの他に
越川宗亮メゾット名簿にも名前
(一十永光というペンネームではなく、戸籍上の名前)
が載っていることを、
2017年11月、由風版元が確認し、
イトウさんが弟子であることを
越川さん本人と幹部たちが証言していますので、
日本では少なくとも2つの流派に所属していたことがわかりました。
そこで検証してみると、
越川さん書籍の記述:
白い風にはピアニストが多い、
音10はプロデュース的能力を持っている。
・・・など
イトウさんの個人セッション読み解きと
クリソツ文面が相次いでおり、
越川さんから学んだ形跡が読み取れました。
*
イトウさんはこのダイアリーを
越川さんの元に持参し謹呈したそうです。
よほど自慢したかったのかな?
*
ちなみに越川さんはホゼカレンダーを「古代マヤ暦」とすり替え表現し、
マヤ暦占いと個人鑑定などのビジネスシステムを構築。
著作権侵害しています。
ホゼ:オリジナルのツオルキンと銀河の音を
まるで昔からある「マヤ暦」として表現。
*
・・・とうことで、
ここまで来てマヤの叡智ダイアリーは、
柳瀬宏秀さん x 越川宗亮さんを両親に持つ
ミキシング・ダイアリーだったのだと、
今になりようやく判明したのです。
シャーマンを師匠に持つ
一十永光(いとうえいこう)先生のダイアリーだと信じているユーザーには
強烈なショックだと思いますし、
作家として詩文提供し、
ライティングメンバーに名前を連ねている私も多大なショックでした。
・・・でも残念ながらこれが事実です。
皆様も独自に史実を検証し、
経緯を自力確認してみてください。
ダブルショックを受けることでしょう。。。
(@ ̄Д ̄@;)
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
《補足として》
13の月の暦のダイアリー・手帳を出すことは
一般の人にも門戸が開かれています。
ただし、それにはきちんとした規約に則ることが必須です。
1
著作の全システム・デザインを改ざんしないこと
これにはもちろん「紋章デザイン」も含まれます。
2
著作権元を明記すること
3
アメリカの時間の法則財団に出版について報告すること
4
利益が上がった場合は財団にドネーションすること
*
この条件は有償・無償に関わらず、
他人に配布する場合には課せられています。
個人が自分の使用のものだけを作る場合のみ、
自由創作が許されています。
*
マヤの叡智ダイアリーは監修にあたったイトウさんから、
版元に1~4の教授がなされなかったため、
(そもそも彼は知らないのでは?)
全てにおいて違反する形になってしまいました。
紋章デザインも山口聖子さんがシャシャリ出て描いたわけではなく、
彼女はイトウさんから促されて描いた経緯があり、
聖子さんが悪いわけではありません。
・・・とはいえ、
著作権違反にあたる出版物を
販売してしまっていることには間違いがありません。
*
ライティングメンバーである私は、
由風版元にこれらの件を
ダイアリーユーザー全てにお詫びすべきだと提案し、
一斉配信メールする約束がなされ、
社長の谷正風さんと握手して別れました。
その時のことも記事にしています。
https://ameblo.jp/izumiutamaro/entry-12355211433.html
(本来は著作権元にも謝罪が必要ですが、
私自身のブログ上のお詫びだけになっています)
そして由風版元からユーザーへの一斉メールは
Kin1(2月7日)の予定でした。
・・・でも、未だなされず(現在3月)
その約束は不履行となっています。
(; ̄ェ ̄)。。。。
来年のシリーズを出せる可能性がゼロだから、
もう真摯な態度をとる必要などないのでしょうね。
こうして全ての信頼が失墜して行きました。。。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
何から何まで残念な結末ではありますが、
日本における「マヤ暦」カオス状態、
古代マヤ暦と、13の月の暦と、マヤ占い、マヤ鑑定に対し
一石を投じるきっかけにはなりました。
この件にとどまらず、
私たちは個々が自律的に情報を検証し、
選択してゆくべきだと痛感しています。
今日は赤い水晶の蛇の日。
このエネルギーウエーブに乗せて、
赤い宇宙の蛇:Kin65の泉ウタマロがお送りしました。
長文お読みくださりありがとうございました。
(▰˘◡˘▰)