明日の事。
こう聞こう。
『貴方は私と別れたいと思ってるの?
どういう意図で10年ありがとう、って言って来たの?
貴方に私の話を聞く用意があるのなら、私は話をしたいと思う。
それは、別れ話ではなく、これからも貴方を好きなままでいる為に、話をしたいと思う。
言葉を選ぶのに慎重になって、間が空くかもしれない。
出来れば辛抱強く最後まで聞いて欲しい。
それを聞いた上で、自分には無理だ。そう思うなら、もう私はそれを受け入れる。』
あの人は、私と付き合う事で、自分の無力感に向き合うのが辛いのかもしれない。
でも、それは、私の問題じゃない。
無力感を持ってしまうのは、あの人自身の問題だ。
前回は、同じパターンであの人の無力感を刺激してしまった。と私は焦ってしまった。
けど、それは私の責任じゃない。
あの人が頑張って乗り越えないといけない問題だ。
でも、もし、無力感に向き合うのが怖くて別れたい。
そう言うなら、それも仕方ない。
いつもあの人を肯定して、自信を持たせるのは私の役割じゃない。
何故なら、私はあの人の母親じゃないから。
あの人の元々持ってる無力感や劣等感を、あの人自身がどうにかしたい。と言ってきたら、協力出来るところは協力したい。
けど、それを支え続ける為に、私自身を削るのは違う。
うん、そうだ。
随分と、私は自分を削って来たと思う。
ごめん、一人で抱えるのしんどい、ごめん
この3フレーズを絞り出すのに、何カ月もかかった。
もっと前から私はしんどかった。
でも、その気持ちを後回しにして、どうしたら気持ちが伝わるだろうか。
あの人がこうなった原因は何だろう。
どうしてこうなったんだろう。
一人で悶々と考えてた。
しんどい自分の気持ちを、ずっとずっと後回しにして。
私の”ごめん”は、一人で何とかしようと思ったけど、出来なかった。
貴方の無力感や劣等感を刺激してしまうかもしれない。
けど、限界。
ごめん、嫌な思いをさせてしまう。
ごめん。
そんな気持ちが乗っかっていた。
あの人は
10年ありがとう。
と返して来た。
私には拒絶の言葉に見えた。
イズミちゃんの抱えてる問題を、一緒に背負うくらいなら別れよう。
自分は無力だから背負えない。
そう言って、私の”しんどい”気持ちを見て見ぬふりをした。
私の助けを求めてる言葉を、自分の負担だと斬り捨てようとした。
ねえ、私、その人、そんなに大切にする価値ある人なの?