前回、R06エンジンにGBC17タービン、NOS無しブースト213kPaで201.8ps(ローラー値232ps)のアルトワークス

 

 

 

一通り問題ない事を確認し、ドラッグ仕様なのでプロスタートとNOS噴射量と吹く範囲を決める為、引き続きセッティング

 

 

タービンが大きいのでプロスタート回転数は7300rpmに上げブースト100kPaまで溜まる設定。シフトアップ時にターボラグが出る範囲をNOSでカバーし400mを常にブースト200kPa以上で走行出来るように噴射範囲を設定したのでピークパワーは同じだけど

 

 

NOS無しはフルブースト210Kpa掛かる回転数は約6600rpm、NOSを使用すると5500rpmで225kPa掛かるので8000rpmシフトでもクロスMTの恩恵も有り6000rpm程しかドロップしないのでパワーロスほぼ無し!

ここまでのパワーを出せたのはターボの風量やNOSを使ってるって事も有るんだけど、しっかり腰下も強化してあり

 

 

 

 

純正ピストンと純正コンロッドは約160ps辺りがK点なので、鍛造ピストンとキャレロコンロッドを約2年前に投入してくれてるからです!!ターボやインタークーラーはあくまで補器類であって、大事なのはエンジン本体:原動機!いくらイイターボやコンピューターを使ってもエンジン本体や圧縮比やバルタイがおかしかったらダメだし、その逆も同じ...ベスト更新に期待ですね(^^

 

 

 

因みにグラフで最大パワーやトルクの数字ばかりに目が行きがちだけど、最大パワートルクを発生する回転数が重要で

 

 

タイム狙いの周回レース等で車両を造る場合パワーチェックの数値から計算して、シフトアップした時に最大トルク発生回転数(ターボ車なら最大ブースト発生回転数)を下回らず、走るコースの最高スピードが出る回転数をその車両のトップギヤに設定する事が理想...なんだけど、ドラッグとかストリートも走る場合は、そうは行かないよね~(^^;