今月は時間と手間の掛かるエンジン作業が多いんだけど、その中の一台、オイル消費が多くコンプレッションも低いとの事で持ち込まれた4AGのエンジン単体、バラして分解

 

 

 

 

 

 

 

純正ピストンの棚割れでブローを確認、エンジンは組んで間も無いとの事だけど、コンロッドメタルも摩耗が多いので、クランクコンロッド共にメタルクリアランスを確認し部品発注

 

 

 

 

 

割れたピストンは戸田製に交換し今は精密ボーリングに出てます。F-CONで1年ほど前に制御してる86、完成エンジンを車両に搭載後、現車セッティング予定

 

こちらはHA36のR06エンジン、100ps仕様から今回150psオーバーを狙う為に、オリジナルハイカムや強化バルブスプリング、強化メタルガスケットやヘッド加工等、装着されるターボはIHI F5ラージサイズなので、ハイブースト対応エンジンで製作中

 

 

 

 

同時進行しているハイブースト対応KFエンジンも同様にヘッド加工作業中なので、試しEXバルブを嵌めて比較してみると

 

 

上の左がKF、右がR06、見比べるとKFの方が明らかに大きいのが分かる。エキマニが無いR06はKFと比較すると排気系の容量が低いのは、ジェット上の数値でも明らかなので、それをリカバリーできる補器類のセットアップやセッティングが難しい...

R06はオリジナルの1.8mmヘッドガスケットを組み、ハイプロフィールカムに合わせてタペット隙間を合わせたらほぼ完成!

 

 

 

 

まだまだ他にもエンジンイッパイです