たしか今年の春頃です。

「もう真剣に会の運営を抜本的に見直さなければならない。でなければ会を解散するしかない」

運営に関わる人員、コスト、非効率な事務作業、会員さんのニーズを満たせているか?などなど、コロナの数年もあり先送りしていた課題が山塊となって目の前に押し寄せました。営利を目的とせず専任ではないボランティア理事としては、あまりに面倒ならやめてもいいわけです。

しかい議論を重ねた末に、「カリスマ性はないが何者にも縛られないがん患者会の存在意義はあるだろう」という結果に至りました。設立から35年の財産は、なんといっても多くの方々のがん体験です。


それからまさに怒濤のような変革。

入会金(1万円)の廃止(年会費3,000円のみ)、事務所の閉所、郵送での入会をネット上で完結、事務作業の集約とリモート化、各種イベントの見直し・・・。

変革は現在も進行形で、定例講演会は不定期の季節のセミナー(3/1は春のセミナー)に名称変更。会場も尾張一宮駅iビル会議室からトムズスイスカフェ(名古屋市千種区)に移します。会場参加は先着20名限定としzoomによるライブ配信で遠方の方も参加できるようにします。(アーカイブ配信もあり) 体験談&交流会も同様です。

こじんまりとやっていたワンコインお茶会もzoom参加できるようにします。(1/11はワンコイン新年会)

私たち理事も、これだけの大きな変革を10ヶ月ほどで成し遂げたのには正直ビックリしてもいます。

変わろうと意を決すれば、変われるものですね。

2025年はある意味新たなスタート。

皆さまとさらによい時間を共有していきたいと思います。

どうぞよいお年をお迎えください。