患者会での集まりや相談のなかで、がん治しについて患者さんがどんなふうに考えているのかに注意を向けるようにしています。

とくに患者さんが設定している【スケール(物差し)】と【ツール(手立て)】に着目します。

診断されて間もない方は、【治るには? がんが消えるには?】→【治療法は?】一辺倒なのは仕方ありません。

これですんなり治療が終了して予後もよければ、それはそれでOKです。

でも進行がん、再発転移がんで治療が長期に及ぶ場合は再考が必要かもしれません。

・がん細胞をゼロにする
・がんと共存しながら生活の質を落とさない
・ゆっくり進行するがんならOK
・体力を落とさずライフワークをやり遂げる
・・・etc

それぞれスケール(物差し)の目盛りは当然変わってきます。それに応じて治療法や健康法を選ぶと、患者さん自身の中に納得感が得られると思います。

 

 

 

 

 

*10/12(土)13時~15時 ワンコインお茶会です