もうすぐ米寿を迎えられる志賀一雅さんをお招きしての講演会でした。

「脳波研究者が大腸がんになって取り組んだこと」

 

 

 

 


ちょっと足腰に不安があるとのことでしたが、お一人で新横浜から名古屋~尾張一宮に来てくださいました。

お約束より50分ほど早く着くと連絡があり、慌てて改札にお迎えにあがりました。まだ会場に入れないのでコーヒーをご一緒すると「直近ののことをすぐ忘れてしまって」といつもの温和なお顔ながら少しお元気がなさそう。無理なお願いをしてしまったかな・・・。

ところがいざ講演が始まり脳波のお話になると口調はゆっくりながらもイキイキと語られます。用意した椅子に一度も腰を下ろすこともありません。立ちっぱなしで持ち時間きっかりに終えられました。(時間があればもっとお話は続いたでしょう)

 

 

 



ご帰宅後いただいたメールには「充実感いっぱいです!」と力強いお言葉が書かれていました。


大好きな脳波研究のお話に参加者さんが熱心に耳を傾け、たくさん質問もくださった。この日最も7.8Hzα波が出たのは志賀先生だったかもしれません。志賀先生のお姿を拝見して、“7.8Hzα波の存在になる”ことを身をもって示してくださったと思いました。

まさに、論より証拠。

志賀先生、ご参加の皆さま、ありがとうございました。

 

 

*アーカイブのオンデマンド配信が準備できましたらまたご案内いたします。

 

 


 

 


*次回は12月7日(土)講師は船戸崇史先生です
演題:「高齢がん患者さんのがんとの向き合い方」