長男と夫が、またもややりあって、仲裁に疲れた次男でしたが、回復のスピードがとっても早くなっていることを感じられた出来事でした。
さて、そんな次男のことは置いといて(おい)、タイトル通りですよ。
学校などは嫌いな夫ですが、学歴は重視するというひねくれた独自の価値観を持つ夫。過去に、長男に対しては酷く叱責したり、罵倒したりと、勉強させるために間違った対応をしてきました。主に小・中学生の時。
ASDの長男は、そんな対応をされると内容よりも、恐怖の方が大きく印象に残り、案の定強いトラウマになっています。さらに、中学校での厳しい指導や、おそらく小さい頃に通っていた空手教室での出来事などが、全て父親のせいに置き換えられているような感じでした。
そう考えると、ちょっとだけ夫が気の毒ではあるけれど、結局のところ、自分で蒔いたタネなのでね。
ただ夫には自覚が全くないので、単なる理不尽さだけを持っていたみたい。
いや、自分のせいやで
さて。そんなこんなで、長男と夫がやりあうのは、いつものことではあるのですが。
やりあった次の日、わたしはメンタルの基礎講座リピート受講のために、夕方から出かけていました。その日は講座の後に食事会もあったので、帰宅は深夜。
楽しかったなぁ〜〜、勉強になったなあ〜〜、やっぱりリピート受講いいなあ〜〜って思いながら、風呂に入ってのんびり晩酌したいたら、ひょっこり長男がやってきて。
「お父さんがさ、昔、僕を怒鳴って怒ってたやん」
と、言いだした。はあ〜、また過去の愚痴が始まるのか?!楽しかったのに、ぶっちゃけやめてくれんかあ〜〜〜、なんて思いながら、続きを促すと・・・・。
「そのことについて、お父さんと話ししたんよ」
はっ?!まじで???!!!
ラスボスって思ってたのに、なんでまたそんなことに?!
ってか、その話の続きは?!
「あの時は、お父さんも必死で、余裕がなかったんだなって」
!!!!!!!!!!!!!!
ええええええええ????!!!!
そんな風に思えるの?!まじで?!
てか、夫も怒鳴っていたことを認めた?!
いつもはそんなことしてない、少しはやったけど誇張されてる、記憶の捏造だと、ご立腹になる。
びっくりしてこっちは言葉もでない。本当に出ない。
でも、長男の表情を見たら、なんだか憑き物が落ちたような、少しスッキリとした表情になってて。
許せたんだろうか。誇張されているとはいえ、昨日までずっと恨んでいた、父親のやったことを。
わたしがずっと、両親への恨みを持っていて、数年前にやっとやって手放せたのに。
この若さで、もう手放せたんだろうか?!
いや、心から許せたわけではないかもしれない。でも、しっかりと向き合い、2人で話をするなんて、わたしはずっとできなかった。直接恨みをぶつけたことは何度かあるけれど、こうやって本音で向き合うことを、わたしはずっとずっと避けてきた。
それを、この人、やったのか・・・・・。
感心するやら、自分が恥ずかしくなるやら
もしかしたら、これからも、「怒鳴られ続けた」「怒られ続けた」ことは、言い訳として出てくるかもしれないけれど・・・・。少しずつでいい。受容を繰り返していくことで、少しずつ軽くなっていくだろう。
今まで長男に対しては、ある程度傾聴をしつつも、それは過去に獲得したトラウマであること。長男に対して、全員が罵倒したり、叱責したりはしていないこと。褒められること、認められることもあるのに、そちらを採用せず、トラウマのせいに全てしているのは、ある意味逃げであることを、何度も何度も話をしてきました。
確かに辛かった過去ではあるけれど、そこに囚われているのを抜け出すのは、自分次第なんだよ、って。
その言葉が、もし、すこーしずつでも心に染み込んでいたのなら、嬉しいなあ。
しかし我が子たち、2人ともわたしよりずっと精神レベル高いと思う
いいの、低いものが低いなりに、学んで実践して頑張っていくから。笑
【関連記事】
締め切り間近!!
個別相談については、こちらをお読みください。
こんなサイトもあるよ!!
アメンバー申請について →★