不登校っ子家庭での悩ましい問題のひとつは、1日3食を準備しなければならないことではないでしょうか。

 

 

我が家では数年前に、朝と昼はセルフでお願いするようになって、私はぐんとラクになった・・・はずだったのだけれど、去年くらいから反乱が起きました。^^;

ええそうです。朝食も昼食も、「作ってー」と言われるようになったのです。あいたたた。

 

 

仕方がないので、ある程度は作ってあげる生活に戻っているのだけど、ちょっとめんどくさいのは、それぞれが食べる時間がバラバラなこと。加えて、私が食べ終わったころに、「あ、おいしそう。同じもの作って」って言われること。

せめて、作っているタイミングで言わんかい。

 

先日も、私がお昼にラーメンを作って食べ終わったころに、それまでアニメを見ていた長男が、「ラーメンいいな。僕にも作って」と言い出しやがった。

だーかーらー!!!せめて作る前に言わんかい。

 

 

いるかどうか、私も事前に聞けばいいのだけれども、聞くのもめんどくさいのでね。そうしてめんどくさいの先延ばしの結果、もっとめんどくさいことになるのはいつものパターン。

 

 

とほほほほ。仕方ない。どうせ棒ラーメンだし、作ってやろうか。そう思った時に、ふとイタズラココロがうずいたのです。

 

 

それは、「この人、作ってあげるふりして口頭で指示を出したら、気がつかずに自分で作るんじゃないだろうか」ってこと。長男は、その特性なのか、性格なのか、その両方なのか、以上に素直なところがある。と、いうことで。ちょっと試してみることにした。

 

 

まず、「分かった分かった。じゃあ、せめてお鍋にお水汲んでくれる?」と、あたかも私が作ってあげるような返答をして、鍋に水を汲んでもらうことにした。

すると長男、「ありがてえ〜〜〜。了解!」って言いながら、素直にお鍋に水を測って汲んでくれるではありませんか。

 

 

しめしめ、滑り出しは良好。水を汲んだので、じゃあ火にかけて、沸騰したら教えてね、と指示。「はーい」というご機嫌な返事が返ってくる。なんということだろう。想像以上に、素直にご機嫌に動いてくれる。しかも、謎に私に感謝をしながら。

 

しばらくして、「沸騰したよーー!」との呑気な声が聞こえてきた。ので、「じゃあ、麺をお鍋に入れてくれる?」と伝えてみた。すると。

「あれ……? なんかさ、これさ。え? どういうこと?」と。どうやらここで気がついたみたい。
 
それからは、お互いに顔を見合わせて、思わず爆笑。長男自身、言われた通りに動いていたことが面白かったらしい。そして、「お母さんねえ、遠隔操作スタンド持ってるんだわ。知らんかった?」と言うと、「まじかーーー!! 僕かーーーー!!」と笑いながら、自分で麺を茹で始めた。「茹で終わったら、どんぶりに入れて、スープを溶かすんやで」と言うと、「さすがにそこは分かるよ」と言いながら、どんぶりにハムと海苔を乗せて、運んできた。はい、完成。笑
 
 
 
今まで何度もやりとりをしてきた、ご飯作って、いやよ自分で作れば、のやりとりですが、まだまだ工夫の余地があった模様。次回、同じようなやりとりをしたら、長男はどんな風に反応するかな。次男は同じ手では難しそうだから、次男とのやりとりはどんな風にするのがいいか、また考えてみよう。

そして、最後にジョジョネタを入れての締めくくりは、我ながらいいオチだった。笑

 

 

 

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今日のブログは、先日ライティング・ゼミの課題提出で、掲載OKをいただいた記事をブログ用に書き直したものです。

元記事もよかったらお読みくださいませ。

 

 

 

 


 

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