先日、久しぶりに身近な人から、子どもの不登校の相談を受けました。
いやーーーーー。身近な人からの相談って、難しいね
私が子どもの不登校に関する相談などの活動を始めて、4年くらい経つのかな?私のところに来てくれる人は、すでに「人に相談しよう」「経験者の話が聞きたい」ってスタンスなので、こちらからの話もみなさん聞き入れてくれやすいんだなってことを、改めて感じました。
私もね、知り合いからの相談だと、ついつい「カウンセラー」としての私じゃなくて、「知り合い」としての私で対応しがちです。だから、「それはやめた方がいい」「こうした方がいい」って、つい言っちゃう。
でもね、一通り話をしたあとで、改めて相手の話を聞くと。
「まだ、そんな気持ちになれない」
ってお返事で終わっちゃいました。
どうしてあげればよかったのかな、という思いも、もちろん出てきます。でもやっぱり、その後で出てくる結論は、「どうしようもない」です。かえって、そんな思いを乗り越えて、私のブログを読んでくれたり、相談に来てくれたりする人に対して、大きな感謝を感じました。
そしてあらためて、もっともっと、発信力をつけたいと思う。
しんどくなったらお休みしようと言えるように。学校なんて行かなくても大丈夫だと思えるように。学校に行って欲しいけれど、それを今求めることは、酷なんだと思ってもらえるように。
自分のことを振り返ってみても、次男が不登校になった最初の半年くらいは、とにかくネット検索の日々で。「不登校 低学年 解決」とか「不登校 小学生 原因」とか「不登校 小学生 解決」とか、とにかく「解決」と「原因」のキーワードで頭がいっぱいで。そのことしか頭になくて。
ブログと繋がったのさえ、しばらく経ってからだった気がします。
改めて、思う。不登校の初期の初期。どんな言葉が大切だったのか。どんな言葉が必要とされていたのか。
それを無視して、「大丈夫」の押し付けになっていないか?
私のブログタイトルもサブタイトルも、それを全て通り過ぎた後のキーワードだなあ、ちょっと見直ししようかなあって、考え直させてくれる出来事でした。
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