それは数日前の夜、夫と何気ない話をしていた時のこと。
「だって、あんたADHDやもんね」
と、思いも寄らない言葉が夫から出てきたのです。
冒頭から突然すみません。いやはや、数日経ったとはいえ、まだ驚いているもので。＾＾；
夫の主張はこうです。「不注意、衝動性、片付けられない。AHDHの特性がばっちり当てはまるやん」と。いや、自分としても、ある程度傾向はあるとは思っています、もちろん。
ただ、長男を見ていると、傾向はあるけどあくまでも薄くて、長男は私の１００倍はしんどいんだろうと思っているんだけど……。
「いや、似たようなもん。グレーかもしれないけど、限りなく黒に近いグレーやと思う」
確かに、私の部屋と長男の部屋って、散らかり具合が似てるなあって思っていたところでした。2人とも、床にものが散乱していて、ものを避けながらじゃないと移動できない。机の上もぐっちゃぐちゃ。綺麗な場所は、zoomで映るところだけ。笑
（今は捨てちゃれの成果で片付いているけど）
そして何より、物が把握できていない。今月入った、三好えみさんの「捨てちゃれ」でも、どんなものが一番多いのかを聞かれた時の私の答えは、「わけのわからないもの」でした。
えみさんには、「それって、モノを把握できてないってこと？ちょっと、危ない感じがするなあと」＾＾；
だって、本当にわからないの。引き出しの中に入っているものが。長年取り組んできた断捨離で、明らかにいらないものは捨てられるようになったけれど、いるのかいらないのか、それはなんなのか、判断できないものがたくさん残っているんです
加えて、私は欲しいモノがあると、本当に我慢ができない。講座でもモノでも食料品でも、これいいな、やりたいな、って思ったら、体の奥から大きな大きな衝動性が築き上げてきて、買わずにはいられない。ちょっとこれは、もうすぐ４６にもなる人のお金の使い方じゃないぞとやっと最近気がついて、向き合い始めたところでした。お金を「貯めてはいけない」ブロックとかからきているのかなって思ったけれど、もしかして、この衝動性からきてる……？
そういえば子供のころ、忘れ物の多さはピカイチでした。どんなに確認したつもりでも、必ず何かしら忘れ物をしちゃう。職員室前にある公衆電話からこっそり電話して、母に持ってきてもらうこともしょっちゅう。その行動が問題となり、学校から家に電話をかけることが禁止になったことがあったっけ。
あの時は、みんな私ほど電話かけないんだなって思っていたけど、よくよく考えれば、私ほど忘れ物をしていなかっただけ？
部屋もいつも散らかっていて、ベッドの下には、いつも埃をかぶったプリントの山が丸め込まれていました。潔癖症のイトコが遊びにきた時に、いつもブツブツ文句を言いながら片付けてくれていたけど、あれってイトコが潔癖症だっただけじゃなくって、私の部屋が人並み以上に散らかっていたんだろうか
道路に飛び出して、車に轢かれそうになったことは２回。原因は同じで、片方だけ確認して、もう片方の確認を忘れたから。大人になった今は、料理をするとかなりの確率で指を切る。持っているモノは落とす。何気なくぽんと置いたままにして行方不明になるので、仕事に必要なハンコと鍵は、リール付きのフックにつけていないと必ずなくす。リールにつけていない老眼鏡は、頻繁にどこかで置き去りになっている。
サラリーマンをしていた時は、会議に膨大な資料を持っていっていたけれど、必要なものがなぜか何一つない、というのは私に対して有名な話でした
基本的に記憶の中から話をする、という暴挙。
授業中に立って歩くことはなかったけど、いつも頭の中はお留守で、先生の話なんて聞いちゃいなかった。そして頻繁に人から褒められる行動力は、ADHDの特性がいい方に作用していたせいなのだろうか。うん、ありえる
それより何より、わたしの幼少期の頃の母親の愚痴。「全く眠らなかった」「常に動いていて、大変だった」などなど、長男の多動がしんどくて私が母に相談した時に、「あんたはもっとひどかった」と言われたけれど。当時は、「女性特有の、自分が一番大変だったのアピールだろう」って思っていたけれど、本当に純粋に大変だったんだろうか
考えれば考えるほど、いくらでも根拠が出てくる
でもさ、これって、ある程度みんなにもあることなのでは？！そう思いつつ、このお金の使い方の衝動性は、やっぱりおかしいと自分でも思う
と、いうことで。悩んでいても拉致があかん。うつ病の時に通っていた心療内科が大人の発達障害の検査などもしているので、診察予約をしてみました！！
こんな程度で診察受けていいんだろうか、考えすぎだよこの人って思われないだろうか、そんな気持ちはまだありますが。そう思ってズルズル病院の受診をしなかった結果、うつ病が進行していた前科もあるので
プラス、こんな程度でADHDかな、なんて気持ちもあるけどね。ほんますみませんみたいな
何よりも、20年近く一緒に暮らしている夫に、ほぼADHDだと言われたことは、大きい気がして。本人はそこまで困っていなくても、家族が困るというのはあるあるの話
あと、夫はASDの傾向があってね。夫自身は「診断されるほどじゃない」というんですが、私的には怪しいと思ってて。一度検査してもらったらいいのになって、ずっと思ってた。本人にも言ったことがあるけど、どうも腰が上がらなくてね。その点、逆から見たら同じことを思ってるのか？！とね。それならば、はっきりとプロに判断してもらいましょう。診断されなくても、一度検査受けてみたらいいのにって夫に対して思っていたことを、自分のこととして行動に移しましょう。笑
とりあえず医師の問診を受けて、検査の必要があるかどうかを判断されます。そこで「検査の必要なし」と判断されたら夫の言い過ぎ。笑
大人の発達障害の検査などについても質問受けることもあるから、どんなもんかの経験にもなるしね。最初の診察は4月上旬。さて、どうなるか。
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