子どもが不登校になると、「まずはお母さんが楽しむ」「まずはお母さんが笑顔で」と言われますよね。それってどうしたらいいんだろうと試行錯誤していると、かなりの確率でたどり着くのは、「自分軸」という言葉かなと思います。

 

 

ざっくりいくと、自分軸とは「周りの評価を気にせず、自分の意志を大切に行動すること」です。反対に他人軸とは、「自分の考えよりも他人の考えを優先して行動する人」です。

 

 

今まで、人からの評価や正解を求めて行動していた。だから苦しかったんだ。これからは、人の評価を気にせずに、思うように生きていこう!!そう思って、人の気持ちや状態を気にせずに、自分のやりたいように生きよう。そう思うかもしれませんが、それはちょっと違います。

 

 

 

これは人からの受け売りですが、本当に自分軸がある人というのは、「一緒にいて心地よいと思われる人」のことです。

 

 

 

 一緒にいて心地よい人って?

「一緒にいて心地よい人」とはどんな人か?個人的には、決めつけたり知った被ったりせず、フラットな人かなって思います。あとは、気を遣わなくていい人、とかね。

 

 

もっとわかりやすく書くと、イライラして不機嫌そうな人よりは、にこにこ穏やかな人の方がいい。

自分ばっかりしゃべるんじゃなくて、わたしの話も聞いてくれる人がいい。

人の悪口ばかり言ってる人はしんどいけど、自分の失敗なんかを、笑ってネタとして話してくれる人は心地良い。

 

 

やっぱり、ある程度相手に気を遣える人、だと思うんです。

 

 

それって「人のご機嫌をうかがうことのんじゃないの?」って疑問が湧くかもしれません。「自分の考えで自分の好きなことができるのが、自分軸なんじゃないの?」って。

 

 

でも、ちがう。「自分の考えで自分の好きなことをしている人」というのは、単なる「ワガママ」なだけです。「わがまま」と「ありのまま」は、似て非なるものです。

 

 

 

例えば、いつもニコニコしている人と、見るからに顔が怒っている人だったら、ニコニコしている人と一緒にいたいと思う人の方が、多いと思います。ただ、その「ニコニコ」が、「他人からよく思われたくてニコニコしている」のは、他人軸。そうではなくて、「自分が周りの人に心地よくいてもらいたいから笑顔でいる」のが、自分軸です。この違い、わかりますか?

 

 

前者の場合、結局気にしているのは、他人の評価です。だから、笑顔の裏には不安が見え隠れ。例えば、周りに1人でも不機嫌そうな人がいたとすれば、「わたしのせいかな?」と不安になる。理由だっていくらでも作れちゃう。「ヘラヘラ笑って気持ち悪いと思われたのかな」とかね。もしくは、評価が欲しくなります。「わたしはいつも頑張って笑顔を作っているんだから、褒めてほしい」とか、「好きでいてほしい」とかね。

 

 

だから、人の評価を気にして笑顔でいるのは、他人軸です。

 

 

後者の場合、「自分が周りの人に心地よくいてほしい」ことを自分で決めているから、他人からの評価は気にならないんです。もし、周りの人で不機嫌な人がいても、「自分のせいなのかな」とかは思わない。不機嫌な人が周りにいるのは、ちょっと嫌な気持ちになるかもしれないけれど、「何かあったんだろうな」くらいで、深追いしません。ましてや自分のせいなんて思わない。

わらに、自分がやりたくてやっていることだから、他人からの評価は気にしません。いつも笑顔でいる自分のことを、しっかりと自分が認めているから、もう十分なんです。これが、自分軸です。

 

 

人の目を気にして、自分の態度を決めているのか。

自分が自分を好きでいるために、自分の態度を決めているのか。

 

 

あなたは、「一緒にいて心地よい」と思われる人ですか?

 

 


 

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