以前にも書いたとおり、長男は勉強に関する強いトラウマがあります。
そのため、高校のレポートも本当にスイッチが入らなくて、でも留年はしたくないから、締め切りを遅れまくりながらも、なんとかかんとか終わらせてきました。
が、しかし。
なんということでしょう。長男、高3のレポート、全て終わりました
いやほんとに・・・・・本人が決めたら、やります。ただ、もうちょっと時間かかるだろうなと思っていたので、ぶっちゃけた話、驚きしかない。
スイッチが入ったきっかけのひとつには「ご褒美大作戦」もありますが、それは以前からずっと人参ぶら下げてたのでね。それでも動けなかったのに、ここにきて一気に終わらせました。
ご褒美の効果もありますが、それよりも、自分責めをやめ始めたことが、やはり大きく影響していると思います。
なんども書きますが、自分を責めることにメリットなんて、万に一つくらいしかないので。
多少はあることもありますが、長い目で見るとそこまでのメリットではないと思う。
いまね、ひきこもりの50−80問題とかも注目されているけれど、わたし、あれは不登校とは全然別の話だと思っています。
わたしの仮説では、子どもの時から頑張り続けた子が、気力を無くしてしまうからだと思っています。プラス、引きこもった後で、いつまでもいつまでも、家族から否定され続けた人が、世間一般の人がイメージする「暗いひきこもり」になると感じています。
家族から責められ、それを跳ね返したり、逆に家族を精神的にでも捨てることができれば、そうはならないと思うけれど。それができなかった人が、追い詰められて引きこもってしまうと思います。だから、きっと真面目で優しい人なんだろうなと思うんです。
そういう人たちは、家族を喜ばせることができない自分についても、責めてしまうから。
家族からも責められ、そして自分も自分で責めている状態で、外に行くことなんてできないよ。ましてや、学校に行ったり、働いたりすることなんて。
性格や特性として、人とあまり関わりたくない、外に出たくないのであれば、今はいくらでも在宅での仕事や居場所を見つけることができます。家で安心して過ごすことさえできれば、自分の中と折り合いをつけながら、ゆるくても社会と関わっていけると思うんです。
なにより、自分も家族も、幸せに暮らすことができると思う。
長男のレポートから話を膨らませすぎた感もありますが、「責める」ことは何にもならないことは伝え続けていきたいと思います。
だから、あなたがもし今、自分を責めているとしたら。
できないこともたくさんあるかもしれないけれど、できない自分でもいいじゃない。まずは自分を自分で、ねぎらってあげてほしい。そして、自分を責めることをやめていってほしい。
自分は自分の1番の味方で、どうかいてほしい。
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