先日、長男のメンタルが落ち着いてきたと書きました。

 

 

 

わたしが「落ち着いてるな」と感じた大きな理由のひとつに、レポートを進めていることと、「レポートしときや」と言った時の反応の軽さです。

 

今までは本当に、発狂寸前まで行くことも多く、指摘することもめんどくさいことこの上なかったのですが。ここ最近は、「あ、忘れてたわ」と、軽い反応だったので。

 

 

そんな長男、今度はなんと、英語の問題集をやり始めました!!!!ひえええええ。

 

 

あんなに「勉強」に対してトラウマがあったのに・・・・!

 

 

きっかけは、やっぱり「好き」の延長です。

 

 

「TRPG」ってご存知ですか?「テーブル トーク ロールプレイングゲーム」の略で、アナログなゲームだそうです。ドラゴンクエスとかのRPGの元祖だとか、なんとか。

 

 

「ゲーム」とついているけれど、もとはテーブルを囲んでやるような、すごろくに近いもののよう。現代では、オンラインでやることも多いみたいですけどね。

 

 

長男、どこで知ったのか知らないですが、このTRPGがずっとずっと、ずーーーーーっと前から大好きです。高校ではTRPGのサークルがあって、そこにも所属してるそうな。

 

 

そのTRPGをやるために、ルールブックというものがあり、長男がバイトで稼いだお金は、じつはこのTRPGのルールブックにほとんど消えています。

 

 

「ルールブック」の響きから、そんなに高くないとイメージしたとしたら、とんでもない!!安いのもあるけれど本当にピンキリで、基本的には4000〜6000円くらい。高額なものは2〜4万円とかするのもある。絶版になってて、中古の価格がつり上がっているのもあるんだとか。

 

 

そのTRPG、本場はアメリカなんだそうです。以前からもあったんですが、最近また、英語のルールブックで面白そうなのがあるからと、買ってたんですよ。「今は翻訳ソフトのいいのがあるから、ラクチンなんだよね。訳も自然みたいだし」と、教えてくれました。

 

 

ただここで、英語が苦手ながら、ハリー・ポッターの原書(4巻だけ)を読んだわたしは、思った。

 

 

確かに翻訳ソフトは楽だし、パソコンでコピペするだけだから、一見作業は簡単に思うけど・・・・。

 

 

 

本を全部って思ったらそれもめんどくさくなってくるだろうし、微妙なニュアンスとかが気になってきたら、自分で理解したくなると思うんだけどなあ〜、と。

 

 

思ったけれど、まあそこは放っておきました。翻訳ソフトで満足するかもしれんし。

 

 

そうしたら、一昨日くらいから、翻訳ソフトを使うことがめんどくさくなったそうな。笑

 

 

その結果、なんと長男、英語の勉強を始めました。笑笑

 

 

 

あんなに勉強にトラウマがあったのにねえ。

 

 

ちらっと聞いてみたら、「いやだけど、それよりも読みたいが勝っている」そうです。

 

 

しかも、何年も前に、勉強させたかった夫が提案した、「問題集を1冊終わらせたら、その問題集の金額分のお小遣いをあげる」と言ったルールを引っ張り出してきて、夫に小遣いくれって交渉してました。よく覚えていたな、そんなこと。^^;

 

 

まだ1冊も終わってないけれど、自分から「やってみよう」と思ったと言うだけでも、かなりの変化だなあと感じています。

 

 

 

さっき見たら、今日はせっせと翻訳ソフトにコピペしていたけどね。笑

 
 
 
やりたいことだけをやっていて、本当にいいのかどうか、不安になることもあると思います。
 
 
でも、やりたいことだけをやっていても、どうしたって、やりたくないことも出てきます。
 
 
その時に、自分で考えて「やりたいことのために、やりたくないことに取り組む」方が、頑張れるし、身につくと思いますよ。なにより、やりたくないことをやらせるための労力を、こちらもあまり払わなくていいしね。
 
 
ただ、それにはやっぱり時間がかかる。まずはやりたいことを心から楽しむようになることが、大前提だから。
 
 

 

【関連記事】

長男のこと


 

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ  にほんブログ村 子育てブログ HSC(人一倍敏感な子)育児へ  にほんブログ村 子育てブログ 発達障がい児育児へ
 

 

<陽の公式ライン>
  

 

ひまわり不登校の道案内サイト「未来地図」

 運営スタッフをしています。

 

 

アメンバー申請について →