こんにちは。
お知らせから。
9月20日のお気楽心理学講座③、まだ空きがあります。
便宜上番号をつけていますが、順番に受けなくても単発でもわかるような内容にしているので、興味がある方は是非〜。
うちの次男が不登校になったのは、4年前の春。小学2年生の時でした。
その頃に比べたら、不登校に関する情報が相当変わっていると感じます。
次男の不登校初期は、本当に情報が入り乱れていて、特に小学校低学年の不登校の情報はほぼなかったと思います。
あっても、「放任だから」「過保護だから」「過干渉だから」「愛情不足だから」と、親のせいにする情報ばかり
しかも、「放任」「過保護」って真逆ちゃいますのん・・・・どっちが正しいんですか・・・・?状態
学校への対応も、例えば先生が家に来たとして、
「せっかく自分のために時間を割いてきてくれた先生に対して、会わないなんて言語道断。
毅然とした態度で、きちんと説明して挨拶だけでもさせましょう。
人としてこれから社会で生きていくための最低限のルールです」
みたいな対応をしろ、って書いてるのも結構あって
いや、今もあるんかもしれんけど、今なら「無理して会わなくていい」って情報も出てくるやん。
でも、当時はそんなのなかったような気がします。
そんな状態やから、当たり前のように私は初期対応を間違えまくりました
学校は行かなくてもいいけど外に出て欲しいとか、
家では学校の時間割通りに勉強させようとか、
学校のある時間はゲームしないとか、
3食きちんと食べようとか、
やりまくってました
次男に何度も怒鳴ったし、きつい言葉もぶつけたし、本当に、言葉で言うとしたら、
混沌としていた。
としか言えない状態でしたわ
もーめっちゃくちゃ
だからね、今はたくさん情報があって、いいなあって思うんだけど・・・・。
最近気になってることがある。
そうやって情報が変わってきてるから、最初から割と早めに、いろんな制限を外している家庭も増えてきたと感じます。
でも、子供は動かない。なかなか元気にならない。
なんで?!というイライラや不安を抱えているママたち。
よく聞くやっちまった話みたいに(私みたいに。笑)、無理に登校させようともしてないし、ゲームだってし放題だし・・・それなのに、なんで、って。
でもね、よくよく話を聞いていたら、制限を外しているようで外せていない人が多いんです。
プラス、やっぱり自分のご機嫌を、子供に取ってもらおうとしている。
「子供が元気になれないと、私もやっぱり元気になれない」って思ってる。
最初にね、いろんな大きな制限を外したから、そこまで子供の状態が落ちてない人も多いから、なおさらそう思っちゃうのかもしれない。
いろんなママを見ていて、最初はやっぱり「言われた通り」やってみるのはみんな一緒。
恐る恐る制限を外して、境界線を引こうとして、気にしないようにして・・・。
で、ここで少し道が分かれてるなって思うのは、
そこから、「自分のご機嫌を自分で取る努力する」方向に行った人は、少しずつ子供も元気になっているし、何より子供の状態に振り回されることが、少しずつ減ってきていると感じます。
だから、子供がまだお家にいても、動かなくても、ママは元気になっている。
でも、とりあえずおそるおそるやってみて、「自分のご機嫌を自分でとる」方向に努力するのではなく、
ただ息を潜めて、
これだけ制限を外したから、そろそろ動くかな?もうしばらくしたら動くかな?いつ動くかな?
って、子供の様子をじーーーっと伺ってる人は、
しんどいまま、という人が多いように感じます。
子供が見かけ上元気なので、余計に「待って」しまうのかもしれません。
もちろん、他のケースもあると思います。
私は情報に振り回されて、子供の状態が本当に悪くなって、ということを体感したし、
何より情報がなかったから、自分で考えてやってみて、うまく行かなかったらまた修正して、
というのを繰り返すしかありませんでした。
そんな時に親の会に出会って、子供の間に境界線を引くことを強く勧められ、
努力の方向をそっちに持って行くことができました。
あとは、本当に最初は小学校低学年の不登校が周りにいなかったから、
親の会で教えてもらうことも、年齢的にうちには不向きなこともあって、
だから、自分で考えて、手探りで進むしかなかったことも、今考えると良かったと思います。
今は情報が溢れているから、一見「正解」と思えることをとりあえずやることはできます。
でも、それで時間が経っても、自分が望む成果があがっていないなら・・・・。
自分の望みがずれているのか、やり方がずれているのか、そとも他に理由があるのか、
一度考えてみたほうがいいかもしれません。
そう、「正解」を表面上やってみるのではなく、「自分で考えて選ぶ」ことを。
何もわからない時は、とりあえず「正解」と思うことをやってみることも必要でしょう。
でも、さっきも書いたように、それがどうも苦しいのであれば・・・・。
あなたにとっての「正解」ではないのかもしれません。
そして、どうしても、「自分のご機嫌を子供に取って欲しい」という依存から脱却できない人は・・・。
向き合うのは子供ではなく、子供に依存してしまう自分自身、ではないでしょうか。
一人では迷宮にはまってしまって、どうしたらいいか分からない場合は、人に助けを求めてください。
もし、私に声をかけてくれるなら、あなたの「鍵」を探すお手伝いは、精一杯させていただきます。
怒ったりとか、しないから。私も散々やらかしたから。
どうか、一人で苦しまないで。
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