可愛いとっとこハム太郎でも、噛まれた際は、熱が出ないか?注視が必要!

以下が中国Webニュース解説。
広東省深圳市で、警備員の劉さんが寮で粘着シートにかかったネズミを処理しようとした際に噛まれ、当初はアルコールで軽く消毒しただけで放置していたところ、約10日後に悪寒と40℃を超える高熱が出て歩けないほどの関節痛に襲われた。
病院で診察を受けた際、治りかけの傷跡から医師がネズミに噛まれた事実を突き止め、検査の結果、念珠状連鎖桿菌(Streptobacillus moniliformis)による「鼠咬熱(そごうねつ)」と診断された。
この細菌は野生のネズミだけでなく、ペットとして一般家庭に広く普及しているハムスターや、実験用マウスにも高い確率で保菌が見られることが知られており、噛まれたり引っかかれたりした場合には、見た目が軽い傷でも油断せず医療機関を受診することが重要だと医師は警告している。
鼠咬熱は、アメリカや日本でも報告が多い感染症で、特に念珠状連鎖桿菌によるタイプは潜伏期間が1〜2週間と長く、傷が治った後に突然高熱や激しい関節痛が現れるのが特徴である。
細菌が血液中に入り全身に広がることで強い炎症反応が起こり、40℃前後の高熱、悪寒、頭痛、筋肉痛、嘔吐、さらには関節炎による歩行困難を引き起こす。
放置すると敗血症や心内膜炎など重篤な合併症につながる可能性もあるが、抗生物質による治療で多くの患者は回復するため、早期の受診が何より重要である。
特に近年は、家庭で飼われるハムスターが念珠状連鎖桿菌を保菌しているケースが世界的に問題視されており、「野生のネズミに噛まれたわけではないから大丈夫」と思い込むことが最も危険だと専門家は指摘する。
小さな傷でも、噛まれた・引っかかれた・唾液が触れたといった事実があれば、必ず医師に伝えることが推奨されている。