龍山寺(ろんしゃんすー)、観光で訪れた方も多いと思う。
こんな記事が。
台北・龍山寺駅から歩いてすぐの華西街。この一帯には、半世紀以上続く老舗が点々と並び、まるで時間がゆっくり流れているかのような独特の空気が漂っています。その中でも、73年もの間、地元の人にも観光客にも愛され続けている甘味店が「北港甜湯」です。

店先には、今も変わらずおばあちゃんが立ち、温かい笑顔で客を迎えてくれる。驚くのは、日本人観光客が増えたことで、おばあちゃんが自然と日本語まで話せるようになっていること。長年の経験と人柄がにじむ、そんな店です。

名物はなんといっても焼き麻糬(焼きもち)。熱々の甘い湯の中でぷかぷか揺れる麻糬を、おばあちゃんが素早くすくい上げ、香ばしい花生(ピーナッツ)粉をたっぷりまとわせて提供してくれます。ひと口食べれば、ふわっと柔らかく、もちもちとした食感が広がり、甘さは控えめ。寒い日に食べれば、心までじんわり温まるような優しい味わいです。




店内には焼き麻糬のほか、紅豆湯圓、緑豆湯、芋頭(タロイモ)スイーツ、豆花など、昔ながらの台湾スイーツがずらり。清潔で落ち着いた雰囲気の店内は、観光の合間にほっと一息つくのにぴったり。
筆者は焼き麻糬を特に推しているものの、近くの「周氏焼麻糬」も負けず劣らず美味しく、食べ比べもおすすめとのこと。どちらも、夜市でよく見かける焼き麻糬より格段にレベルが高いと太鼓判。
華西街の奥にひっそりと佇む老舗で、73年変わらぬ味を守り続ける北港甜湯。観光客も地元の人も吸い寄せられる理由は、きっとこの“素朴だけど忘れられない味”にあるのでしょう。
