ネット記事、注目を集めたいためのデマは多い。

私が引っ掛かった「薔薇の挿し木はジャガイモに刺すと上手くいく」もそうだった。

ジャガイモに刺さなかった薔薇の挿し木では毎年花を付けている。

シルクロードの幻の都市(跡)楼蘭(古代都市)は一般公開していない。

今日の中国ネット記事に「古城楼蘭の入場料が3500元(約7万円)で公開!」とデマが。

新疆ウイグル自治区がこのデマの火消しを。

 

発掘品の有名なものに「楼蘭の美女」がある。

3800年前の白人女性のミイラ、生前はさぞや美しかったと思わせるもの。

(恐れ多く、お姿は転載出来ないので興味のある方は下記でご覧になってください)

ミイラだけに、ミイリャわかる‥あ、失礼しましたw

05a7700a.jpg (496×406) (blogimg.jp)

無人地帯(砂漠)でそこへの越境は禁止もされている。

彼女の想像図、出典は下記です。

英文ですが、現在の現地の写真を見れば考古学ファンは公開されれば行ってみたいと思わせるところです。

The mysterious ancient country of Loulan, the mysterious "Loulan female corpse" 3800 years ago, the mysterious desert civilization - iNEWS (inf.news)

 

昨日は「河南省の山奥で、日本侵略者の墓を発見する」とのデマが掲載された。

河南深山惊现日寇墓,被遗忘的历史秘密揭秘!

日本で軍人さんのお墓を撮影、場所を書かないで投稿というのが真実。

南京での戦い(中国側からすると南京大虐殺)で武勲を上げた「奥少将書(奥元帥の子供)」とあるから、炎上狙いが見て取れる。

しかしネットでは「時には、国民の対日憎悪を煽ることも必要。」という声も有るが、大多数はフェイク記事を糾弾する声だった。

「日本軍は自軍兵士の遺骨を非常に大事に扱い、火葬後に自国に持ち帰るのが一般的。」との分析も。

中国への反感を増大させたければ、前者を取り上げ、逆ならば後者を。

マスコミの編集でどうにでもなる。

溢れかえる情報の中で、何を信じるか・・難しさを感じた。

中国のマスコミもネット市民は法律や規制を遵守し、噂を信じず、噂を広めず。

共同でクリーンなサイバースペースを維持する必要があると結んでいる。

<結論>

バラの挿し木に必要なのは「先端の無菌状態」、腐りやすい「ジャガイモのでんぷん」は必要ありません!w

 

今日の富士山

オマケ

今日の愛猫チョビ、夕涼み