先日、私のウォーキングコースで見つけたビワの実の話を書いた。

その真ん丸な形、ビワっぽくない!との複数のコメントを頂いた。

(違う木の実だったとしても、既に数個食べてしまっているw)

そう言えば、流通している枇杷(ビワ)は確かに楽器の琵琶(ビワ)に似る。

学名はEriobotrya japonica Lindl.で種名に「ジャポニカ(日本)」の名があるが、中国の南方原産。

西漢王朝(紀元前202年—8年)には栽培されていたと記述がある。

中国版 Wikipedia(百度百科)で調べたら、楽器が先だった。

更に語源を調べると、

「ピ(琵)」と「パ(琶)」という名前は、これらの楽器を演奏する右手のテクニックに由来している。

PiとPaはもともと、Piはバチを外側に弾くのに対し、Piは逆に内側に弾くという2つの奏法の名前。

その名を冠した琵琶湖は弁財天が持つ楽器の琵琶に湖の形が似ていることから名づけられた。

このウンチクの前半を得意げに滋賀県民に教えてやりたい!(上からw)。

生意気な!と「琵琶湖の水、止めたろか。」と言われたら、私のところは「富士山の湧き水ですから。」と返すことが出来る!w

しかし残念ながら友人は住んでいない。。。。

 

話しを戻して私の食べたビワの起源は洞庭湖白玉枇杷(洞庭湖のしらたまビワ)みたいだ。

洞庭湖(どうていこ: Dòngtíng hú ドンティンフー)は湖南省にある中国2番目に大きな湖。

このビワ、日本では静岡県伊豆市が唯一、幻の枇杷と言われている。

普通のびわと比べると果肉が白っぽく、甘み、酸味のバランスが絶妙!

その風味は他に類を見ない(っと、伊豆市の宣伝文句に有りますw)。

土肥の歴史では、明治10年頃に静岡県の役人(大迫さん)が、中国の洞庭湖を旅した友人から、びわの種子を譲り受けたのが発端。

この種は静岡県内13か所に配られたとのことだから、その子孫が私の散歩道に有ったとしても不自然ではない。

今朝まで雨、でも昼には晴れて気温上昇。

夕方は急に涼しくなった。

愛猫チョビの視線の向こうに富士山は見えない。

夕暮れ時、写真を取ったらフラッシュが。。。

目が光った、流石猫族ww