今日は中華の定番、回鍋肉を作ることに。

本場四川のものはキャベツを使うレシピは極々少ない。

ニンニクの芽や葉、ピーマンを使うのが一般的。

そして豚肉は焼く前に蒸す。

今でも、茹でてから炒めるのレシピも多い。

蒸すことで水溶性タンパク質の損失が少なく、肉の豊な風味が保たれ、本来の風味が失われないらしい。

にんにくの葉・芽、葉は入手出来なかったのでニラで代用。

ピーマンと生唐辛子の代わりの赤パプリカを。
調味料は甜麺醤、豆板醤、紹興酒、塩、砂糖。

そして、味の素を少々(これ現地の味に近づけるにはMUST)

野菜サラダ代わりのチンゲン菜なども一緒に蒸してしまう。

で、出来上がったのがコチラ。

では恒例のうんちくをw

四川省に張宝清という裕福な実業家がいた。

肉を食べるのが好きだが、脂肪太りを恐れ、肉の半分だけを食べ、残りの半分は鍋に戻した。

鍋にまだ肉がたくさん残っていることに気づいたシェフは、それをどのように使うか悩んだ。 

残った肉を餡やニンニクの葉、唐辛子などの調味料で炒めて香りと味を増すことを思いついた。

張宝慶はそれをとても美味しく感じ、この料理の名前は何かと尋ねた。

 シェフは「これは鍋の残り肉で作ったものなので、鍋に戻した肉」と言いました。

回鍋肉(回はもう一度鍋に戻して料理することを意味します)

 それ以来、【回】鍋肉は張宝慶のお気に入りとなり、四川省全域、さらには中国全土に広まった。

 

今日の昼は、年越しそばの残りを半額で買ったやつ。

少し高級品なので、蕎麦を味わう意味でかけ蕎麦にしたら、やはり旨い。

 

今日の富士山はこんな感じです(3景)