結構、大変みたいです。

ここまで出来る中国は共産圏。

凄いと思いませんか????

 

(総論)
●3月7日以降,検疫官が増員され,状況に改善は見られますが,現在でも
飛行機が着陸してから乗客が空港を離れるまでに極めて長い時間を必要とする
ケースが発生しています。渡航日程の検討の際には十分ご注意ください。

●浦東空港到着時の流れについて,3月11日時点での状況をご参考までに
以下にまとめました。お困りのことがありましたら,当館までご連絡ください。

(空港到着から降機まで)
●前の航空便の検疫実施状況によりますが,飛行機が着陸してから降機まで
約1~2時間は機内にて待機するケースが多いようです。
検疫官の準備ができ次第,乗客を複数グループに分けて降機することになります。

 

 

 

(検疫作業の実施)

●降機後は,最初に検疫作業(検温,アプリ登録,用紙記入,面談等)を
行います。検疫作業において,上海の指定施設での隔離を必要とするか
判断される模様ですが,検疫官が乗客側の期待に反する判断を行ったケースが
発生しています。
目的地への移動方法,目的地における防疫措置(在宅観察を行うのか,
指定施設で隔離予定か等)などについて,十分な情報を検疫官に提供できる
ようご準備ください。

●中国語での意思疎通に不安がある方は,所属企業等の協力を得て,関連情報を
書面にまとめておくことなどをご検討ください。

●検疫当局から記載を求められた紙の書類については楷書体ではっきり記入し,
提出前にお持ちのスマートフォンなどで写真を撮っておいてください。

●自宅隔離を想定されている方は,お住まいの場所に対して,自宅隔離が
可能であるか(特にホテル型施設はご注意ください),出発直前にも必ず
最新状況を確認してください。

(入国審査及び空港からの移動(総論))
●検疫作業の終了後は,入国審査,預け入れ荷物のピックアップ,目的地への
移動という流れになります。当局側は,規制対象国から到着した乗客について,
出来る限り上海市民との接触が行われないように移動していただくとの発想に
基づいて,試行錯誤しつつアレンジの確立を目指しています。当局側の指示に
従って行動してください。

(空港から上海市内への移動)
●上海市内にご自宅(固定の居住場所)があり,その場所が自宅隔離を行う
条件を兼ね備えているとみなされる場合は,空港からご自宅に向かって
いただきます。
この際,上海市内の各区(自宅又は指定施設)への移動に公共交通機関の
利用はできません。空港で区ごとに設けられた集合場所に集まり,区が
手配したバスを利用ください。
自家用車等による移動は禁止されてはいないようですが,出迎えに来た
運転手の自宅隔離が求められるトラブル等があるため,出来る限り各区が
手配する車両で移動するよう求められています。

●自宅隔離の条件を備えていない方は,指定施設での隔離となります。また
以下の方は,検疫官より指定施設での隔離が命じられます。空港から指定施
設への移動は当局側が手配します。

 1 14日以内に感染状況が深刻な国の重点地区(3月11日時点で,
   日本国内の都道府県は,このような「重点地区」としての指定は受けて
   いません。)での居住,滞在,乗り換えを行った方。

 2 感染状況が深刻な国からの入国者で,上海にて固定の居住場所がない方。

 3 濃厚接触者。

(上記1及び3に該当すると,自宅隔離の条件を備えていても指定施設での
 隔離となります。)

(空港から上海市外への移動)
●上海到着して12時間以上経ってから市外へ移動する場合,まずは指定施設に
移動して隔離していただいてから,その後の移動の調整が行われます。

●上海に到着して12時間以内に市外へ移動する場合,近隣の省(江蘇省,
浙江省)であれば専用のバスが手配されます。両省から自家用車等で迎えに
来ることは出来ませんのでご注意ください。両省以外に行くため飛行機の
乗り継ぎや高速鉄道を利用する場合は,乗り換えのための手段を当局側が
手配します。

●お住まいの地域における隔離政策(自宅又は指定施設)の最新状況を
把握してください。