家には臆病者の猫がいる。

そのくせ良く喋る。

人が居ると傍でニャゴニャゴ。。。

ヒマが有ればニャーニャー。。時々人間語に聞こえる。

元々は昨年末亡くなった妻の愛猫、名前は“チョビ〟。

何故名前をチョビにしたかは定かでない。

ちょび髭が有るわけではないが、今や『何故?』と言っても答えて

くれる妻は居ない。

このチョビは赤ちゃんサイズの時は、母猫と我が家の家庭菜園に

遊びに来ていたんだが、いつの日にか母さんは来なくなりチョビ

が庭に置き去りに。

そしていつの間にか、我が家の一員。

兎に角、ビビリである。

カーテンに隠れ、キッチンの外にいる鳥を眺めるのが好きなのだが、

スズメには強い態度。

ハトはイーブン。

カラスが来たら、逃げ出す。

最近の抗争相手は仮称“親分”、この子(おじさん)。

この〝親分〟、顔がT字に黒くがっしりとして貫禄がある。

勿論、家のビビリは“親分”が近づくと後退り。

そして最近のライバル?は仮称“チョビ似”。

顔の模様は違うが、体つきと体の模様やしっぽが〝チョビ〟にそっくり。

兄弟じゃないかと思っている。

この〝チョビ似〟は中猫だが、気は強い。

家の“チョビ”は、私が後ろにいるときは前に出ていくが

それ以上前に出そうと、身体を押してやるとその場にへたり込む。

もう少し強くならないと、オスなんだから。

 

BS3でこの後、岩合さんの世界猫歩きがある。

妻が好んで観ていた番組。

まだ一人で観る勇気は出ない。