北京の燕京ビール社が納豆を売り出したのは2004年。それまで日系メーカーが現地日本人のために作ってはいたものの、地場大手企業が「中国人の健康のために」と生産に乗り出したのが画期的だった。発売から2年余り。スーパーでよく見かけるようにはなったが、他社が追随するには至っていない。中国にはもっと臭い発酵食品がいくらでもあることを考えれば、食べ方が分からないというのが原因ではないだろうか。 それでも、最近は健康ブームに乗ってさまざまな調理法を紹介する特集記事が出てきた。中には「香り高いフルーツ納豆」なる一品もあり、美容・ダイエット食品として関心は高まっているようだ。納豆ファンとしては、形はどうあれ、いずれは中国でも食卓の定番になってほしいと思う。