撮った写真を自宅でキャンバス印刷・パネル加工する② | Izumin Slow Photo

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自作のキャンバスプリント♪

自作のキャンバスパネル♪
作っても飾ってもワクワクする楽しいワークです。

さて、写真のキャンバス地印刷・パネル作成~材料編です。

 

衝撃だわ。
この記事を書いてから、もうすぐ2ヶ月なんですね…。
わぁ~お。
 

 

 

行程を振り返って書くね~☆なんていったのに笑
このパネルです。




さて、まずは、使った材料から。
A4の生地に印刷して、最終的に 22.7× 15.8cmのパネルになったよ。
 

 


カメラパネルを貼り付ける木枠。

木枠は、板のタイプと、枠だけのタイプがあるよ。
キレイに丈夫に貼れるというので、板のタイプにしたよ。
 


絵画パネルといったらここ。クレサンジャパン。
クレサンジャパンさんから直接購入もできるのだけど、他のアイテムを確認しやすいと思うので、
Amazonを貼っておくね。

今回購入したのは、SM(サムホール)サイズ。
サムホールとは、サム(親指)ホール(穴)。
つまり、絵を描く人が、底の部分に親指を入れて片手で持てるってこと。
なら、どうして、略式記号がSとMなのか、全く英語的には理解できないのだけど、
慣習だから仕方ない。…のかな?

 

 

カメラインクジェット用のキャンバス生地。

インクジェット用のキャンバス生地。この他のサイズもあるよ。
基本的に、大きなインクジェット用のキャンバスのロール生地を
各種サイズにカットしてくれるの。

 

先ほどのクレサンジャパンさんでは、
インクジェット用のキャンバスロール地も購入できるし、ここのメーカでも、ロール紙あったと思う。
沢山のいろいろなサイズをミックスでパネル作製したい人には、
大変だけど、ロール紙の方が良いかもしれない。


口コミには、ざらっとした裏面の方がオススメとのコメントがあったけれど、
私は光沢面の方が、好き。
仕上げたい作品にもよるのかも。

10枚入っています。
失敗したくないので、緊張するよ~w

 

 

 

カメラにじみ防止のスプレー。


ホルベインも、絵画とかの老舗だね。
スプレーって何でもそうなんだけど、
肺をコーティングしちゃうから、かけるときは、
吸い込まないように、空気中にまん延しないように注意しましょ。
私は、マスクをして、晴れた日の戸外でスプレーしたよ。

 

カメラミューズ水張りテープ黒

 

 

これ、めっちゃサイズ確認したけど、サイズ間違った。
後ほど、別生地で、貼り方の記録も書くと思うのだけど、
貼り方によって、テープを貼る面が変わってくるので、
幅が違うんですよ。


メーカーさんにパネルを作ってもらっても、生地を張りっぱなしのところもあるので、
保管したときのもちと、きれいさを大事にする人、上面だけ貼りたい人が使う感じです。

 

 

そして、幅は、調整出来るよって言うけれど、
貼る目的の一つに、端の処理のキレイさのためにしている
というのが有るので、ぴったりサイズが圧倒的にキレイにできます。

 

 

 

カメラCanonのインクBCI-370、371

割高でも、純正品を使用しています。
ノズル内で固まったり、色表現が変わって欲しくないので。

 

 

基本的には、この辺と、後は、ビスかガンタッカーがあると作れます。

カメラガンタッカー

ガンタッカーは、自宅にあったものを使いました。

ガンタッカーはこれじゃないけど、こんなのだよという参考までに。


ガンタッカーは、100均でも、購入できます。
300円商品みたい。

見た目は、これに似てる。下に貼ったのはMAXのだけど。

 

とりあえず試してみたいなら、100均のものでも張れます。

 

カメラタッカー針

 

タッカーの針は、作品にずっと入り込むので、クオリティを重視した方がいいかも。
さびにくいと書いているものを選ぶといいかと。
タッカーの替え針は、本体のサイズがあるので、
ここには、リンクを貼りません。間違えると、迷惑だし。
きちんと、サイズを見て購入してね。
必ず、タッカー本体に、適合する針のサイズ表記が書かれているはずです。

 

 

カメラプリンター

今回は、自宅にあった
Canon MG6900を使って印刷しました。

 

これ、まだ売られているのね…と思ったら、型番違うわ。
これじゃない。まあ、いいか。
MG6900は、印刷紙がずれるということで、後にちょっと有名になった型番だったらしい。
ほんと、型番とか、ロットによって、マシンの特徴あるので、世に出た直後は無理だけど、
後々から型落ちを買うなら、口コミをよく見てからだよね…。

 

 

 

あとは、これがあったけど、今回は使っていないもの。

 

カメラキャンバス張りプライヤー


これは、作りたいパネルの幅によって、使いやすいプライヤーの幅も違うのだけど、
今回の小さいパネルは、このプライヤーで、引っ張らなくても、
ゆがみとか、特に出なかったよ。

 

と、このくらいのもので、出来ました。

最終的に、ミスとか、要らないものとかがなければ、
また、人件費とか、時間とか、のぞいて、
印刷機本体を除いてインク代を含むランニングコストを含む材料費のみとしては、
サムホールサイズ一個当たり、1000円~作成できてしまう計算には、なります…。

でもね…コストだけで考えるなら、絶対に製作依頼した方がいいよ。
というのは、次の記事で書きますね。
自作にはデメリットもあるからです。


とはいうものの、
パネル製作を自作で行って、私は、とてもとてもよかったです。
いろいろ知れたことや、実際に印刷の設定や、色の出具合、しっとりとした感じとか、
さらっとした感じ、にじみの様子など、自分の目で見て、こだわれたこと。
パネルの計算方法が、意外と、ややこしかったこと。

もし、パネルの作成を念頭に置いて、撮影するなら、どんなことに気を付けたらよいかを
知ることができたから。

そして、たくさん調べて、絵画もそうだし、写真の飾り方についての幅も広がりました。
何を使うかで、どの形にするかで、こんなにも、やることや、準備するものが違うのかと。
これは、面白くて面白くてたまらない経験です。

紙の印刷の場合のパネル製作とは、これまた全然違うのです。
紙パネルは、伸縮が関係してくるので。
そして、写真紙ってものすごくたくさん出回っていて、
ああ、多くの人が、印刷にこだわっているんだなとか、
紙のクオリティの差や、その仕組みの差など、以前から聞いてはいたものの、
その奥深さを横に見ながら、キャンバス印刷をしている感じ。

これは、好きでしか、やれないことだな…と。

この経験というものは、他には代えられないから。